私が今仕事で使っているノア。
最新型の90型なんだけど、アイドリングストップシステムは付いていない。
80型ノアと、ほぼ同年代のシエンタは、アイドリングストップが付いている。
個人的には、アイドリングストップは上手く使わないとメリットが無い、とは感じていた。
アイドリングストップが燃料消費で有効なのは、15秒以上のストップ時間が必要、と私は聞いている。
ウィキによると5秒らしいが、5秒で再始動分のガソリン以上の節約になるとは、とても思えないけどね(^^;)
【衝撃】アイドリングストップ廃止の真相。メリットがない!?【トヨタも廃止】
実際、信号待ちすると、15秒以上停止する機会って少ない。
直前で赤信号になって止まる場合はまだしも、手前から赤信号が見えていれば、アクセルオフの減速で車はフェーエルカットして走るからね。
70系は20km/hまで、80・90系は10km/hまでフェーエルカットしてくれるからね、それを最大限に活かす走りをすればいいわけ。
それと、交差する青信号側の信号に歩行者信号が有ればまだしも、歩車分離信号や歩行者信号が無い場合、アイドルストップさせたら数秒でこちらが青になってしまう、という場合も少なくない。
1分近く待つ信号なら有効だけど、車任せでなくドライバーが上手く活用しなくては、メリットは少ない気がする。
バッテリーの寿命が短いのは、せっかくアイドリングストップしても10秒でエンジンをかけてしまうから、って言うのが大きい気がする。
シエンタ・ノアは、エアコンかけた状態ではエアコン優先でエンジンが止まらない時が有るけど、アイドリングストップする時は10秒で「エアコン優先」と表示して再始動する。(10秒ならアイドルストップしなくていいよ・・・)
エアコン入れている時って、入れてない時に比べエアコンのコンプレッサーまで回すから、再始動に使われる電力って大きい筈なんだよね。
実際問題として、夏場は20秒以上停止できないと、メリットは無い気がするね(多分室温がすぐに暑くなるから、そんなにアイドルストップできないと思う)。
だから、アイドルストップを廃止する方向になったのは、ある意味必然かもしれないね。
と言うか、殆どのドライバーが「どんな形でアイドリングストップをさせれば、効率のいい節約ができる」って意識してないで、車に勝手にやらせているでしょ?
2車線道路の赤信号でまると、すぐ発進する状態でもエンジンスタートの音は高い頻度で聞こえるし。
隣の右折車線でエンジン回して1m前に出たら、対向車がすぐ切れるのにまたエンジン止めているドライバーも割と居るんだよねぇ・・・。
バッテリーがすぐダメになるでしょ、これじゃ。(車の仕様なら仕方ないけどさ・・・)
ドライバー側のエコ意識にも問題が有ると思うね(^^;)