昨日の衆院選、最終結果が出ましたね。→ 特設サイト
・与党が改選前議席を減らしたものの、安定多数を確保し自民は単独過半数(233)を超えた。
(自民単独 -15 公明+3 差し引き -12)
昨日、11時30分には、「自民党は単独過半数を越える事が確実になりました。」とNHKが放送。
でも、開票直後の8時半くらいに「単独過半数は厳しい」と言う放送をしていました。
それが、9時過ぎには「単独過半数ギリギリ」・・・
見込みと言うよりNHKの願望が声に出ていたみたいですねw
・立憲民主党・共産党、共に改選前より議席を減らした。(立憲 -13 共産 -2 合計 -15)
丁度自民党が失った議席分と同じ数が減っています。これではねぇ「野党共闘の成果が有った」って言えるのでしょうかねぇ(笑)
開票直後は「立憲が改選前の議席109を上回る勢いです。」って、それを10時頃まではNHKは言ってましたよねぇ。これも願望でしたね。
今朝のニュースでラジオのアナウンサーが「立憲民主党は改選前から議席を落としました。」と言っていた言葉の中に「残念」と言う感情が読み取れましたよ。
立憲が失速したのは、政権を取りたいだけの為に共産と組んだ結果トヨタの労組を怒らせてしまったから、組織票が減ったのでしょう。
自業自得です。
別の機会にアップしますが、立憲はメディア関係者が候補者に多いのですよ。
これが、何かとメディアが立憲の与党批判を主体に取り上げ、同じ事を立憲がやっても知らんぷり、をしている理由、そう思えますね。
・その分維新が躍進。(+30)
これは、さっきも話しましたが、自民と立憲共産党の票が流れたに他ならないですねw
維新には、野党第一党になって貰いたいです。
ただ、これでわかるように、維新って大阪中心の地域政党的な面が有るのですよね。
大阪では、自民・立憲惨敗(^^;)
関東圏で維新の人気が出る様になって維新が浸透してくると、野党第一党になる可能性が高くなりますね。
NHKの願望部分はここまでです。
次、ここで、気になるのが 小選挙区と比例票の割合。
当選者の全体から小選挙区の当選者の割合を見てみると、ざっくりで
自民 公明 立憲 共産 維新 国民
72% 32% 60% 10% 40% 54%
これ、自民は圧倒的に「個人が信頼できる」って投票されているわけですね。
だから、森・加計・桜の会の疑惑や河合夫妻・秋元議員等の疑惑や不詳事で、「自民党は信頼できない」っていう人達が多いから、党の票が少なかった、という事でしょう。
逆に、極端なのが共産。
小選挙区の当選者は、志位さん一人みたいです。
つまり、党としてはそれなりに信頼できるけど、個人で信頼できる人がごく少数、って事になりますね。
(ただ、全体の比例票176に対して9で5%台ですからね。比例票が維新や公明くらいあっての10%と言うならそう言えそうですけど、絶対数が少ないのでなんとも・・・)
公明・維新も、小選挙区より比例区の方が多いので、個人よりはむしろ党として信頼できると思う人が多い様です。
(因みに、関東の私の場合、維新の候補が選挙区に居なかったので小選挙区は自民候補、党は維新で投票してますから。)
ただ、公明の場合バックに創価学会と言う組織票が有るので、一概に「党として信頼できる」、そうも言えませんね。
次の選挙では、維新が立憲に迫ってくれる事を期待したいです。
特筆すべき点。小選挙区で落選した人(敬称略)。
石原伸晃(自民) 落選 (元幹事長)
甘利 明(自民) 落選・比例復活(現幹事長)
辻本清美(立憲) 落選 (立憲副代表)
小沢一郎(立憲) 落選・比例復活(元自由党党首)
西川将人(立憲) 落選 (あのいじめ死亡事件を追及せず、市長を辞めて立憲から国政に出た人。)
最後の西川氏を除いて、大物が落選してますね。
辻本さんは、以前私が取り上げたマナー違反に代表されるダブスタが多々あったのでしょうね。
小沢さんはウィキに載っていないのですが、あの中国人漁船衝突事件前に民主党員100人位を引き連れて、当時中国共産党幹部だった今の習主席に会いに行っていた記憶が有ります。
そして、漁船衝突事件後の中国の反日デモ(これは、中国政府が金を渡して人民を扇動した国策です)に対し、何らアクションを取らなかった人です。
そんな中国寄りの人が未だに議席を持っていられる事自体「比例の闇」でしょうね。
個人で信頼を得られなかった結果です。
ただ、石原・甘利両氏は、そんな不祥事有ったかな? ってところですが。
(甘利さんについては、汚職事件が有りました。ちょっと認識不足ですみません汗)
以上、私なりの見解でしたw