もう過ぎてしまいましたが、原爆の日で思い出したひとつの詩。
戦後62年。
戦後世代の私ですが、様々なメディアから戦争の悲惨さを教えられています。
中でもやはり実体験をした人達の生々しい証言は、インパクトがあります。
被爆者の人達が、自らのつらさを訴える言葉を聞いて、小学校当時に教科書で読んだ、ひとつの詩を思い出しました。
正確に思い出せていませんが、次のような内容でした。
今も広島・長崎には一瞬にして消え去ってしまった大勢の人達の魂が彷徨っている。
その人達の思いを歌った詩です。
僕達に死は来なかった。
死を通り越して魂になった。
もう一度僕達に本当の死を与えよ。
今も広島・長崎にはこの人達の浮かばれない魂が彷徨い続けているのでしょうね。
この人達の魂が浮かばれるとき、それはきっと世界から核兵器が無くなる時でしょう。
世界の核保有国は、一度自らの国内で被爆体験してもらいたいですね。