3038 昨日の天気とうって変わって、快晴。6時ころには、もう、暑くてたまらないほどの太陽が輝いていた。
朝食のレストランには、なるほどというか、やっぱりというか、明らかに中国からの年寄りの方が多かった。地元の人が言うように、ここは、地上にはあまりみるところがない、地下と海の中に、見るところが沢山あると。この方たち、多分、地上だけしかみることができないのだはないかと。今朝までのところ、日本人には会っていない。
ワカトビは海の中しか見るところがない、それを、ちょっとだけでも確認しようかと思って、半日、近くのダイビングスポットでシュノーケリングをすることにした。7時過ぎにホテルから出発。島の西側にあるダイビング出発地へ行った。8時過ぎから、ほんの近く、船で、10分ほどの岸から100mくらい離れた、ここから見てみましょうというガイドに従った。そこで、海中を眺めてみた。魚の種類も多い、大小様々、しかし、サンゴの破壊が始まっていて、すでに、白くなってしまっている場所が点在している。岸に近い場所を、もう、二か所、10分ほど、それぞれ、離れた場所も眺めてみた。その辺りも、同じ状態だった。それらの、ちょっと、沖50mくらい沖は、急に深くなっていて、青色が濃くなっていて、底のサンゴの状態は見えなくなる。見える浅い場所は、島の周り、どうも、どこも、かしこも、破壊が始まっているようだ。出発桟橋の反対側、数百m辺りで、三か所ほどチョバcobaをした。その値も同じだった。
結構、潮流が速く、体感で、岸近くでも、秒速0.5mくらいの場所が多かった。ちょっと沖を、大型船が通過する頻度も多い、その都度、大波が来る。ダイビングの船は、錨を下す、サンゴに引っ掛けるのだから、当然、その場所は、破壊される。それが、繰り返されている、それが、原因には明らかだと思う。今回だけでも6っか所で錨を下した。引っかけているのは、サンゴだ。
岸辺に近いシュノーケリングスポットが、多分、各島々の周り、全てが、すでに、この状態になっているのではないかと思う。再生不可能になっている場所も多いのではないかと想像する。
以前、コモド島の周辺の海で、潜った時には、その場所に10隻ほどが、多くの人を案内してきていた。そこには、最初に到着した船が錨ではなく、綱を縛り付けれる場所が海上に出ていて、そこに縛り流されないようにする、到着した船は、それらの船と繋げて流されないようにする。10隻ほどお互いにつなげられているのです。だから、そこのサンゴは破壊されていなかった。
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赤い砂の浜でした。その砂を、私は、今でも、大切に持っている。
ワカトビ、有名な場所になっているから、多くの人が訪れる、日本大使館の女性二人がちょっと前に来たと言っていた。二人とも、楽しい人だったとガイドの一人が言っていた。地元の関係者が、もっと、環境のことを考えないと、そう遠くない間に、名所では無くなるかもしれないね。ほんの一部を見ただけだから、たまたま、ひどい場所に当たったのかもしれないが。一事が万事、
ここへきて、海中を眺めたという証拠。ガイドが撮影した、これは、私です。フィンもライフジャケットも邪魔だから、付けない。ガイド曰く、体力ありますね、だった。73.5歳、やはり、海でもぷかぷか浮いているのが楽しいし、水中を眺めるのも楽しい。今日のところは、竜宮條というわけにはいかないが、浦島太郎もこんなところも見たかもしれない。背中が日焼けでピリピリしている。
水中カメラを持って行かないとだめだね。海上、陸上ではあまり、写すところがない。海の中しかない。
目覚めて部屋の外に出てすぐに場所。インドネシアですね。海岸ならどこにでもある風景ですね。
サンゴ 破壊 残念