縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

計画停電23区との温度差

2011-03-20 | Weblog
どしゃ降りになって出ていく雨宿り。
歯医者のケロヨンちゃんと夜に電話をしていたら、何だか不思議な温度差を感じた。
ケロヨンちゃん診療所と自宅は東京23区で計画停電にならない地域だった。
そのことを知らなかった猫社長が停電の不便さを共有しようとしたところ
反応がイマイチだったので変だなあと感じたのだった。
田園調布、成城学園、目白、目黒、後よく分からないけどあまたの高級住宅街は
停電ノープロブレムなのかあ。
ケロヨンちゃんからの情報だけど、イタリア、フランス、アメリカ人の患者が
祖国へしばらくモドリマースと言って、日本人の奥さんを連れて帰っていったそうだ。
彼らは放射線から身を守るためなんだろう。

やい、東京都民、縁起村共々犠牲になってやっからちゃんと節電しろよ。
こっちは電気がぶったぎりなもんで窯が焚けないのだ。
今のところ焚く気もなくなってるけど。



爺は去るのみ

2011-03-18 | Weblog
自衛隊の皆さんありがとう。消防隊の皆さんありがとう。東電の作業員の皆さんありがとう。
ナベツネってまだ生きていたんだ。あの爺さん予定通りセリーグを開幕するってそれもナイターだと。
東京ドームの照明でどんだけの家庭の電気がまかなえると思ってるんじゃ。
縁起村は昨日は2度の停電、今日は夜の闇の中蝋燭の灯火を頼りにNHKを聞いている。
民放は早々とバラエティを流しているけどあまりのギャップについていけない。
まったく笑えない。日本には2つの国があるのかしらと疑ってしまう。
買いだめ、しない。買いすぎて結局後になって捨てることになったらどうするの?
こんなご時世だから魚が売れてないらしい。だから今日はお刺身だ。
いざとなったらピノコがいるし、、うそ。
ピノコの後ろ足の爪を見てもらいに獣医に行った。
半分くらいあった爪が無くなっていて血が滲んでいたのでやはり心配になったからだ。
「爪の回りの毛を切るのでちょっと押さえて下さい」と言われた。
ちょっと押さえるではなく必至で力の限り押さえつけた。
ピノコは足先を触られるのが大嫌いなのだ。
ある程度暴れると想定していたけどすごい力で抵抗し、前足の爪で猫社長の手を擦りあげ
二の腕はみみず腫れ。うなり声を上げエイリアンのように歯をむき出し首を伸ばして猫社長の
顔に迫ってきた。
「爪の鞘が取れてお肉がむき出していますね」と言う診断で抗生物質を処方された。
傷口を舐めることでかさぶたをはぎ取ってしまわないためにカラーをしたほうがいいといわれた。
2,3日様子を見ることにしたのだが、カラーは効果がないことに気がついた。
ピノコは後ろ足で体を掻きむしるのだ。それでせっかくできたかさぶたを剥がしてしまう。
これでは爪が生えてくるのを待つしかない。
誰かいい方法があったら教えて。

地震の直後吹雪がきた

2011-03-15 | Weblog
郡山のミミズクちゃんとやっと連絡が取れた。ずっと電話が不通だった。
ミミズクちゃんが言うには5分間揺れ続け、そしてその後吹雪になりふっとやんだそうだ。
それよりなによりもミミズクちゃんは原発の放射能漏れに怒っていた。
「東電も政府もうそだらけ、ふざけんな」
福島原発と郡山は六三キロ、郡山にも除洗装置が設置されたらしい。
ミミズクちゃんは反原発だった前福島県知事が大きな黒い力によって抹殺されたことから始まって
所詮貧乏な県は大都会の犠牲になるのだとその他もろもろ嘆きまくった。
猫社長とミミズクちゃんの一致するところとして首都は別のどこかへ移した方がいいになった。
ミミズクちゃんとの電話を終えた後、魚が出てきた日というキャンディス・バーゲンが
出演していた映画を思い出した。
観光ブームで浮かれまくっている島にむきだしの核物質が海中にポイ捨てされラストに死んだ魚が
海を覆い尽くす。コメディタッチなのに恐い、そんな映画だった。
無数の小さな虫が足下からジワジワと上がってくるような不気味さがあった。
もう一度観たくもあり観たくも無し。

原発爆発事故の映像が消えた

2011-03-13 | Weblog
昨日の朝刊は広告が本体の3倍あった。さっそく朝刊を広げた婆猫がいきなり怒りだす。
「テレビ覧がない、まったくもう、手抜きだ、すぐ販売店に持ってきて貰おう」
「テレビ覧は必要ないの、すべてぜんぶどこもかしこも地震の特別報道でしょ」と猫社長。
地震の報道は大切だ。でもリビアのことも知りたいし、他にも事件はいろいろあったはずだ。
少しでもいいから別のニュースの報道もしてほしい。
そういえば、福島原発一号機が爆発して噴煙がもうもうと上がっていた映像がテレビから消えた。
不思議だ、何故なんだろう。もしやこれは猫社長の幻覚、夢、インセプションだったのか。
YOU TUBEに福島原発爆発で検索したらやはり挙がっていた。思いこみじゃなかった。
でもなぜあの映像を抹殺したんだろう。
一日経つと、さらに怪訝なことが起こっていた。福島第一原発の映像が事故前の物ばかりになっていた。
おっかしいなあ、何か隠してない?猫社長は原発事故に対しては疑いの気持ちが消えない。
テレビで会見している菅総理がいつもより生き生きしているように見えるんだけど。どうでしょう。

原発恐い

2011-03-12 | Weblog
縁起村は地震直後から停電、夜の11時近くになってやっと電気がついた。
それまで蝋燭、懐中電灯、石油ストーブが大活躍した。道路一本向こうの満天村は明かりが点いていた。
それにしても地震の研究しているお偉い先生達さあ、ちょっとでも予知できなかったの?
莫大な金をつぎ込んで研究してるんでしょ。
今心配なのは福島原発。炉心溶解、何か妖怪、放射能漏れ、スリースマイル、チェルノブイリ。
前からずーっとずーっと危惧していたことだけど、やはり日本は原発にむいてない。
今後がんばって節電に励むからもうこれ以上は造らないで、お願いします。