縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

地震の直後吹雪がきた

2011-03-15 | Weblog
郡山のミミズクちゃんとやっと連絡が取れた。ずっと電話が不通だった。
ミミズクちゃんが言うには5分間揺れ続け、そしてその後吹雪になりふっとやんだそうだ。
それよりなによりもミミズクちゃんは原発の放射能漏れに怒っていた。
「東電も政府もうそだらけ、ふざけんな」
福島原発と郡山は六三キロ、郡山にも除洗装置が設置されたらしい。
ミミズクちゃんは反原発だった前福島県知事が大きな黒い力によって抹殺されたことから始まって
所詮貧乏な県は大都会の犠牲になるのだとその他もろもろ嘆きまくった。
猫社長とミミズクちゃんの一致するところとして首都は別のどこかへ移した方がいいになった。
ミミズクちゃんとの電話を終えた後、魚が出てきた日というキャンディス・バーゲンが
出演していた映画を思い出した。
観光ブームで浮かれまくっている島にむきだしの核物質が海中にポイ捨てされラストに死んだ魚が
海を覆い尽くす。コメディタッチなのに恐い、そんな映画だった。
無数の小さな虫が足下からジワジワと上がってくるような不気味さがあった。
もう一度観たくもあり観たくも無し。