縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

記憶、脳と体

2009-09-04 | Weblog
涼しくなってくると熱くて濃い日本茶がおいしい。猫社長は朝は起き抜け三杯の日本茶でまだ朦朧としている
脳味噌をたたき起こす。茶筒に入っているのはやぶきた茶と粉茶のブレンドだ。
今日は横浜そごうに秋物の納品に行ってきた。猫社長は横浜市営地下鉄を使っているのでそごうまでの
道のりが結構長い。地下鉄横浜駅から地下街を歩きJRのある駅前を通り抜けて行くのだけど、荷物があるので
えっちらおっちら十分位掛かってしまう。前にそごうに来たのは七月だった。そのときは地下街のそこここのシャッターが
閉まっていてやっぱり不景気なんだなあとちょっと寂しく思っていた。ところが今日はシャッターの閉まっている店はなく
新規のお店がぴかぴかと営業をしていた。手ぬぐいの店、果物店、眼鏡店、ハーゲンダッツ、
こじゃれたバック店、気が付いただけでもこれくらいあった。で前にあった店はなんだった?
もうわからん。家の近所に建設中のマンションや一軒家とかがあるけど、はてそこはなんだったかなてのに似ている。
空き地、雑木林、それとも古家だったっけ?近所のことなのにもうわからん覚えてない。
近所の比較的大規模なドラックストアが店内を大改装した。ティッシュのあった場所が化粧品コーナーに
なり、ティッシュは店の一番奥に追いやられた。ドックフードもカップ麺売り場も移動した。
猫社長の頭の中は前の配置がすりこまれたままなのでいまだにティッシュを買おうとしたとき
前の場所へ条件反射で向かってしまいその後店内をきょろきょろ彷徨い疲れる。
こんなことでは慣れた頃にまた改装をやられたらもうドラックストアの通路で行き倒れだ。
人間は体で覚えたことをせーのでチャラにすることは難しい。
体にしみこませた自転車をへたくそに乗る事ってできないよね。