夜、網戸に蝉がぶつかりしがみついていた。。こちらからみると腹が丸見えだ。蝉の腹は白い、
よく観察すると目が飛び出して蟹のようだがもっとグロテスクだ。羽の配色は雀に似ている。
指ではじいたらジッと一声あげて飛んでいった。
縁起村商店街の甘味喫茶に行った。ミミズクちゃんは宇治金時を、猫社長はビールおでんを頼んだ。
メニューにビールおでんと書いてあったので氷を頼むつもりだったが急遽変更したのだ。運ばれてきたのは
アサヒスタイニーと熱々おでんだった。真夏の白昼の熱々おでん、おつなものだのー。
その甘味喫茶に男の二人連れが入ってきた。40前後で背丈も体つきも髪型もよく似ている。おまけに
ふたりともショートパンツ。双子だった。双子は猫社長の隣の向かい合わせの席で仲良くあんみつを
食べていた。めずらしいものみたさについちらちらみてしまう猫社長にミミズクちゃんはあきれて
笑っていた。中年の男の双子連れ、いるようでいない。
よく観察すると目が飛び出して蟹のようだがもっとグロテスクだ。羽の配色は雀に似ている。
指ではじいたらジッと一声あげて飛んでいった。
縁起村商店街の甘味喫茶に行った。ミミズクちゃんは宇治金時を、猫社長はビールおでんを頼んだ。
メニューにビールおでんと書いてあったので氷を頼むつもりだったが急遽変更したのだ。運ばれてきたのは
アサヒスタイニーと熱々おでんだった。真夏の白昼の熱々おでん、おつなものだのー。
その甘味喫茶に男の二人連れが入ってきた。40前後で背丈も体つきも髪型もよく似ている。おまけに
ふたりともショートパンツ。双子だった。双子は猫社長の隣の向かい合わせの席で仲良くあんみつを
食べていた。めずらしいものみたさについちらちらみてしまう猫社長にミミズクちゃんはあきれて
笑っていた。中年の男の双子連れ、いるようでいない。