Box of Days

~日々の雑念をつらつらと綴るもの也~ by MIYAI

Rough Boys

2007年09月03日 | diary
 今日は午前中から都内へ出て、夕方過ぎに帰宅予定。なんか暑くなるらしいけど、日中はあちこち歩き回るつもりなので、気持ちをのせてこうと、ピート・タウンゼントの『Empty Glass』をターンテーブルヘ。いきなり“Rough Boys”から、かっちょいいからね。燃えるからね。

 昨日の夕方は自転車に乗って海へ。ボードウォークに腰掛けて、ポールの本をめくったり、水平線をぼんやり眺めたりした。海の家はまだやってる店もあって、夏の終わりを惜しむかのようにラテンのリズムが聞こえていた。サンパ・アレンジの“Good Lovin'”とかに合わせて、たくさんの人達が踊っていた。そこを涼しい風が吹き抜けていた。

 広場では少年たちがスケボーをしていた。誰もあまり上手じゃなかったけど、楽しそうだった。みんな、夏の終わりとか、あんまり関係なさそうな顔をしていた。そんな彼らの間にも、やっぱり、涼しい風が吹き抜けていた。

 割引券が300円分あるのを思い出して、デニーズでカレーを食べた。美味しかった。部屋に戻ってから、ポールの『Rock Show』のビデオを観た。最初から最後までちゃんと観たのは久しぶりだった。“Soily”が終わり、ポールが“See you next time!”と言って手を振った。ビデオを消したら、画面が世界陸上に変わった。リレーや走り高跳びを観ながら麦茶を飲んだ。

 僕は昔から夏が好きで、夏じゃない季節はたいてい「はやく夏にならないかなぁ」と思って過ごしてきた。でも、高校生くらいまでは、夏の終わりの淋しさって感じてなかった気がする。それはきっと(というか、どうせ)宿題に追われていたからなんだろうけど、もしかすると別の理由もあったのかもしれない。

 さて、ピート・タウンゼントの『Empty Glass』。確か僕はこれを「3枚で500円!」という激安コーナーで買った。で、だいぶ長いこと愛聴させてもらっている。ファンとしては、なんだか複雑な気持ちもないことはないが、きっと良かったんだと思う。僕にとっても、このレコードにとっても。