D9の響き

Guitarを肴につらつらと・・

Portnoy Sheehan MacAlpine Sherinian Live in Tokyo('13)

2013-04-07 00:02:20 | dreamtheater-connection
Filmed & Recorded on Nov.14,'12 ZEPP TOKYO :DVD+2CDs

本日爆弾低気圧再来!・・あ、昨日か。
予想に違わず、全国で猛威を振るっておりましたが、ウチでは実害無くホッとしております。
閑話休題。

月日の流れは思いのほか速く、マイキーがドリーム・シアターを追われ、既に2年以上が経過しております。
そのマイキー自身も、色々もがいているようですが、余り実を結ぶまでに至るような面白い活動が無い中、ちょっと目を惹く動きが見られました。
回顧趣味?馴れ合い!?・・なんて、単に俺が揶揄してるだけですが、実に後ろ向きながら(笑)メンバー皆にとっては絶対プラスに働くであろう動きであることは確か!。
キャッチコピー通り、まさに夢のスーパーバンドが実現しました。
題して”Portnoy Sheehan MacAlpine Sherinian”・・て、そのままで捻りなし。まあ、いいか。(笑)

ウチの記事を昔から読んで下さっておられる方には周知の事ですが、この面子を眺めて思い浮かぶのは”Dream Theater”と”Steve Vai Band”と”Planet X”になります。
しかし、この4名全てに当てはまる素数的な共通要素は御座いません。つまり”友達の友達は皆友達”って事になりましょうか。
マイキーが仕掛けたネタを引っ張り捲くって、段取りが叶った我国でのパフォーマンスを公式に世に送り出す事で、その存在感を誇示しようという事なのか?
でもね、結果オーライですよ、ホント。

personnel:
Mike Portnoy(d,vo)
Billy Sheehan(b,vo)
Tony MacAlpine(g)
Derek Sherinian(kb)

ただね、腑に落ちないのは、マイキーとデレクの関係。
デレクとしては不本意なはずだったマイキーの決断が、表面上は全然尾を引いてないのが不思議というかドライというか・・。
この辺は、やはりマイキーの手腕なのでしょうかね。

ま、そんな穿った見方は別として、意外に生で観られないデレクのパフォーマンスを堪能できるってのも、本作の価値ってもんですよ。
全盛期は確実に過ぎてはいるでしょうが、間近に観られる彼のプレイは感涙モノで御座いますな。

あと、ここに至るまでの詳しい話は、色んなところで語られてますので、ここでは敢えて触れません。
・・どーでも良い事ですわ。これを観るに当たっては、ね。

tracks:
1.A Change Of Seasons: 1.The Crimson Sunrise (from Dream Theater"A Change Of Seasons")
2.Acid Rain (from Liquid Tension Experiment"2")
3.The Stranger (from Tony MacAlpine"Edge Of Insanity")
4.Stratus (from Billy Cobham"Spectrum")
5.Apocalypse 1470B.C. (from Derek Sherinian"Planet X")
6.Tony MacAlpine Guitar Solo
7.Been Here Before (Derek Sherinian"Blood Of The Snake")
8.Birds Of Prey (Billy's Boogie)/Billy Sheehan Bass solo
9.The Farandole (from Talas"High Speed On Ice")
10.The Pump (from Jeff Beck"There And Back")
11.Mike Portnoy Drum Intro/Nightmare Cinema (from Derek Sherinian"Black Utopia")
12.Hell's Kitchen (from Dream Theater"Falling Into Infinity")
13.Derek Sherinian Keyboard Solo
14.Lines In The sand (from Dream Theater"Falling Into Infinity")
15.Shy Boy(from Talas"Sink Your Teeth Into That")

選曲はこんな感じでね、中には”何で?”みたいなのもありますが、満遍なくって感じでしょうか。
DTのカバーは初めて観ると思うので、当初ギターの再限度なんかが凄く気になっておりましたが、何の何の、さすがマカパインって感じで、結構軽くこなしてるみたいですね。
ただ、シングルコイルで演ってるってのが、なんか新鮮ですわね。特に#2“Acid Rain”なんてソロ以外は完コピですぜ。
また、タラスで演ってたビゼーの”ファランドール”もチョイスされてて嬉しい限り。ミッチ・ペリーも凄かったけどやっぱマックも凄いね。
ビリー隊長は言わずもがなで、マイキーも実に楽しげです。
あと個人的には、特にデレクのソロ終盤で、彼の大好きなVanHalenの”Spanish Fly”のエンディングへ繋いでて、#14“Lines In The sand”へ持って行くあたりに、ニヤっとさせられました。
意外なチョイスの#4"Stratus"や#10"The Pump"なんかは、ジェフ・ベックが密かに大好きなデレクの進言じゃないのかな・・。

で、映像に関して、本作のトレーラーはネットで捜しきれませんでした。
とりあえず、このプロジェクトの切欠となった'12年のNAMM SHOWでのパフォーマンスがあったんで貼っておきます。
Mike Portnoy with Billy Sheehan, Tony McAlpine and Derek Sherinian - Sabian Live NAMM 2012


あと、参考までに、こんなのも載せておこうかな。
Macalpine, Portnoy, Sherinian, Sheehan - Acid Rain, Live in NY 2012


あ、そうそう、ミックスはサイモン・フィリップスですぜ、旦那。
・・気になる方は是非どうぞ!


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4 コメント

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はじめまして。 (tomoko)
2013-04-08 00:51:50
数週間前にこちらのブログを見つけてから 毎夜 拝見させていただいております。きっかけは、「ledboots」と検索したらヒットしました。学生の頃バンドをやっていて、当時のバンマスが「jeffbeck師匠」と呼んでいたこともきっかけです。最近、ある思いから 当時の音楽をもう一度ちゃんと聴きたいと思い探していました。「音」が導く記憶の糸をたどると、当時には見えなかったものが見えてきたり、気づかなかったことに ドキッとしたり。随分時間がたってしまいましたが、もう一度体感してみたいと思い毎夜毎夜ブログを読ませていただいております。これからもよろしくお願いします。あっ twitterもフォローさせていただいてもよろしいですか?私はつい最近始めたばかりなので(3日前かな?)わからないことばかりですが ご迷惑のかからないように注意します。では、長々と失礼しました。
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Bruford Hell's Bell (じゅんWetton)
2013-04-08 14:00:08
御久し振りです♪

この20:20~Hell's Bellが聴けますね

日本でplayされなくてガッカリしたファンも
多かったかと...

3月末のUKのLIVEではForever Untill Sunday
もアレックス&Bozzio編成の憂国の四士で
プレイされたので早くYoutubeにアップされないか
心待ちにしています♪

チャドの赤いジャケ写のドリームス、ナイトメアーズ&
インプロヴィゼイションズは日本でのみCD化されたようですね!(^^)!
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tomoko様 (elmar35)
2013-04-08 20:36:07
初めまして♪
気に入って戴けた様で恐縮です。
あんまりBlogはアップしてませんしtwitterも沈黙しがちですが、あまり構えずフォロー戴ければと。
これもご縁かと思いますので、今後もどうぞよろしくお願いします。
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じゅんWetton様 (elmar35)
2013-04-08 20:53:43
じゅんさん、ご無沙汰♪
すんません、放送すか?
最近そっち系は全然チェックしてません。
情報ありがとう御座います。
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