翻訳者魂

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ジャングルジムに登ろう

2006-02-09 10:34:01 | 社会
日曜日は子供たちと近くの公園で遊ぶ。一緒に遊びたいけど、ジャングルジムに入ったら動けなくなる。

でも、フィンランドではちょっと事情が違うようだ。

ラップランドのサンタクロース・スポーツ・インスティテュートでは、おばあちゃんがジャングルジムによじ登り、ブランコを揺らし、シーソーで跳ねる。

ラップランド大学は、老人が普通の公園で子供たちと楽しく遊べば身体も心も健康になるという調査結果を発表した。

研究チームは65歳から81歳までの40人の人々を3ヶ月間観察した。老人たちは、3ヵ月間、子供たちと一緒に遊ぶことで、バランス感覚、スピード、筋肉運動能力が大幅に向上した。

向上したのは身体能力だけではない、多くの老人は、遊戯具をうまくこなしたことで、心も健康になった。

最初は、公園で遊ぶなんて幼稚に見られるんじゃないかと恐れていた人々も、遊び始めるとそんな気持ちはすぐになくなる。

ロスキラさん (63才) は、3ヵ月で、ジャングルジムにすばやく登れるようになった。

「はじめは象が細い梁の上を歩いているような感じだったわね。今は、普通に道を歩いていても、公園を探すようになったの。身体的にも心理的にも新しい可能性が広がった気がするわ。」

フィンランドの遊具開発会社ラップセット社は、3世代遊具の販売を始めた。どんな世代の人も使えるような遊具だ。

日本の遊具会社も作ってみてはどうでしょう。

お父さんは、新聞を捨てる。子供と一緒にジャングルジムにぶらさがる。ストレス解消。脂肪も燃焼。最高です。

Finns open playgrounds to adults


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