翻訳者魂

人間は関係を持ちたい。人間は知られたい。人間は参加したい。人間は貢献したい。人間は自分に価値があると思いたい。

2005 コンフェデレーションズカップ 日本対ブラジル

2005-12-11 01:56:43 | スポーツ
日本の若者たちが、胸を張り、毅然としてコンフェデレーションズカップの舞台から去る。

日本は、22日にコンフェデレーションズカップ予選敗退が決定した。しかし、君たちは、世界チャンピオン、コパアメリカ勝者、欧州チャンピオン、CONCACAFチャンピオンがひしめくグループで正々堂々と戦った。

世界チャンピオンとは引き分けた。欧州チャンピオンには勝った。ジーコの挑戦は、1勝1敗1分けという誇るべき成果を得た。3位だが勝ち点はブラジルと同じだ。

世界チャンピオンブラジルとの戦いで、我々は興奮を抑えられないほど魅力的なサッカーを観た。日本は、気高い精神力を保ち、攻撃的で不屈の精神に溢れていた。

素養、資質、特性、教養。すべてが満ち溢れていた。君たちは、ブラジルに2度も追いついた。いや、もう少しで勝利をもぎ取れた。

魔術師ロナウジーニョ、ロビーニョ、アドリアーノ、カカのシュートは9本が枠を捉えた。日本のシュートも9本。しかし、そのうちなんと7本も枠内に飛んだ。

ジーコ監督は、ワールドカップまで楽観主義者になってもよいだろう。なぜなら、日本には素晴らしい選手たちがいる。

たとえば、中村。中村は、ギリシャ戦に続き、すばらしいパフォーマンスを見せた。FIFAテクニカル・スタディ・グループは、2試合連続でマン・オブ・ザ・マッチに中村を選んだ。中村は、限りない才能をピッチ上で披露した。

たとえば、大黒。スーパーサブ大黒はギリシャ戦に続けてゴールを決めた。

日本は勝ち点をとり、ゴールを決め、才能をアピールした。観客と専門家は、日本のゴールを目指す気迫と熱情をしっかりと受け止めた。

日本は、かけがえない経験を胸にドイツを去る。しかし、われわれは見るだろう。来年、自信に満ち溢れドイツの地に戻ってくる日本の若者たちの姿を。

Japan set to return