長野県伊那市の大学受験英語専門塾「トラスト英語学院」の福澤です。
元同僚であり、静岡県浜松市で「いいがみ英語塾」を経営されている飯上武司先生が、こんなツイートをされていました。
この「えーと、○○」、指導現場にいて感じる"あるある”ですね(^_^;)
英語力の基本は語彙力ですから、大学合格を目指す生徒たちには『ターゲット1900』や『LEAP』などの英単語集の暗記徹底を指導していますが、英語力の伸びが芳しくない生徒ほど、英単語の意味を確認すると、まず最初に「えーと、」と口をついて出てきます。私の授業ではテキスト『英語の構文150』の例文暗記を宿題に出していますが、日本語訳から英語の例文を言わせると、やはり「えーと、」が入る生徒がいます。
暗記の徹底とは、ただ覚えればいいということではありません。聞かれたら間髪入れず、パーンと答えられる瞬発力を伴っていなければなりません。それが徹底されていないから、いつまでたっても長文が時間内に読み終わらず、リスニングも半分くらいしか分からないモヤーっとした状態から抜け出せないのです。
基本となる一冊を何度も愚直に繰り返し、瞬発力を伴った暗記を徹底する。これこそが、上のレベルに行くために求められていることなのです。