29年前の1990年2月21日、高3生だった私は第一志望の早稲田大学政治経済学部を受験し、打ちのめされました。自分がいかに不甲斐なく、情けなく、中途半端で、行動力が伴わない口だけ人間だったかを思い知らされた瞬間。そして、生まれて初めて「自分を変えよう」と心に誓いました。29年前のあの日、戻ってきたホテルの部屋で、悔しさのあまり「畜生!」と大声を上げながら破った問題用紙。あの瞬間、新たな決意が自分の中に芽生えたことを、昨日のことのように思い出します。
あの挫折があったから自分を変えることができ、現在の自分があります。挫折とは、その時は辛いものでしかないかも知れませんが、時が経てば人生の転換点だったと気付き、財産とさえ思えます。
大学受験とはそういうものです。受験生それぞれにドラマがあります。あと少し、もう少しです。大学受験生諸君、今生きているこの瞬間に感謝し、その思いをしっかりと心に刻み、残りの時間を走り切ってほしい。
あの挫折があったから自分を変えることができ、現在の自分があります。挫折とは、その時は辛いものでしかないかも知れませんが、時が経てば人生の転換点だったと気付き、財産とさえ思えます。
大学受験とはそういうものです。受験生それぞれにドラマがあります。あと少し、もう少しです。大学受験生諸君、今生きているこの瞬間に感謝し、その思いをしっかりと心に刻み、残りの時間を走り切ってほしい。