授業で使う題材探しで、今年の早稲田大学法学部の英語を解いた。
大問1は、スコットランド出身の経済学者 John Law の経済政策に関する超長文(1,192語)。経済学士の私にとっては、読んでいて知的好奇心をくすぐられる内容であるが、大学受験生が読むとなると、殆どの人に嫌気がさすのではないだろうか。
大問2は、イギリスにおける公共の場での携帯電話の使用に関する長文(822語)。社会学的観点から書かれた、これまた興味深い文章。
大問3は、基本動詞 go を使った群動詞を5つを文脈から判断して、完成させる問題。go away, go up, go over, go under, go out が解答であるが、このように基本動詞の熟語を問うということは、早稲田も oral English を意識している証拠であろう。
因みに、go under は、11月6日付 『 The Japan Times 』 17面の見出し記事 "Mixed bathing going under" でも使われており、使用頻度が高い要チェックな熟語だ。
以前にも述べたが、1,000語を20分以内で読めるようにしないと、現在の大学入試では太刀打ちできない。大量の英文を読み、設問で問われている必要な情報を瞬時にピックアップできる能力が試されているのだ。
近年の大学入試英語超長文化現象は、溢れんばかりの情報の中から必要な情報だけを取捨選択しなければならない現代の社会を反映しているとも言える。
大問1は、スコットランド出身の経済学者 John Law の経済政策に関する超長文(1,192語)。経済学士の私にとっては、読んでいて知的好奇心をくすぐられる内容であるが、大学受験生が読むとなると、殆どの人に嫌気がさすのではないだろうか。
大問2は、イギリスにおける公共の場での携帯電話の使用に関する長文(822語)。社会学的観点から書かれた、これまた興味深い文章。
大問3は、基本動詞 go を使った群動詞を5つを文脈から判断して、完成させる問題。go away, go up, go over, go under, go out が解答であるが、このように基本動詞の熟語を問うということは、早稲田も oral English を意識している証拠であろう。
因みに、go under は、11月6日付 『 The Japan Times 』 17面の見出し記事 "Mixed bathing going under" でも使われており、使用頻度が高い要チェックな熟語だ。
以前にも述べたが、1,000語を20分以内で読めるようにしないと、現在の大学入試では太刀打ちできない。大量の英文を読み、設問で問われている必要な情報を瞬時にピックアップできる能力が試されているのだ。
近年の大学入試英語超長文化現象は、溢れんばかりの情報の中から必要な情報だけを取捨選択しなければならない現代の社会を反映しているとも言える。