京都が紅葉盛りと聞きましたが、素通りして先月訪れたばかりの奈良を
歩きました。お日様はあるのですが、今年一番の寒さに加え強風がさらに
体感温度を下げるお天気でした。今回は西方の唐招提寺と薬師寺を散策、で
もお約束の薬師寺東塔がありません~
すでに平成21年に解体されており、修復が終わるのは平成31年とあります。
解体された木材はボロボロで、よく頑張っていたと思えます。そのため、塔の
最上部に飾られている水煙(すいえん)が展示されており、飛天の透かし彫り
を鑑賞できました。美しさと大きさにはびっくりさせられました
唐招提寺の金堂には、かつて東京の国立博物館で間近に拝んだ廬舎那仏・薬師
如来像・千手観音像が定位置に安置されていました。じっくり拝んだ仏像だけ
に懐かしさが溢れてきました。
外歩きの時間が長く、すっかり体が冷えてしまって電車で帰る気力も失せ、途
中でタクシーを拾って帰る事態になりました。運転手さんは二月堂付近の夜の
ライトアップの素晴しさを語りますが、もう外を歩く気にはなれませんでした。
夕食もタクシーを利用、奈良の冬は寒いです。
東塔の修復終了は平成31年
間近で眺める水煙
人影もまばらな唐招提寺
なじみの和食どころで選んだ日本酒は~
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