尾瀬の山小屋は同じエリアにいくつかありますが、それぞれ
経営が異なります。詳しいことはなにも知らない尾瀬ビギナー
ですが、それぞれの個性を知りたくていろいろに泊まっていま
す。尾瀬では山小屋といってもほとんど民宿と変わりません。
部屋は基本、個室になりますし、お風呂にも入れます。いちば
ん気がかりなトイレもウォシュレットまで付いています。海外
にも誇れるくらいの設備です。ここまで必要か?など評価は分
かれるでしょうが・・・ とりあえず現状を。
山小屋に泊まってみて食事の味に大きな違いがあることが分
かりました。あくまで個人的な見解ですが、主菜はもちろんご
飯も全然ちがいます。お代わりをやめてしまったり、残すのが
いやで頑張ってたいらげた時もありました。お世話になる機会
が多くなって気がついた事です。リピーターを味(贅沢な食事
ではありません)でも引きつけるようになってほしいです。
山ノ鼻には3つの山小屋があります。お気に入りは?
至仏山の登山が可能となる7月1日を前に、登山道を外れな
いようにするための柵立てを行いました。ボランティア・ビジ
ターセンターの職員、群馬県庁の環境担当の方も加わり、総勢
15名で高天原付近まで作業を行いました。ベテランの方にご
指導をいただき、初参加の私もなんとか作業に加わることがで
きました。ホッ
登山道の両側には高山植物の群生が広がります。固有種である
ホソバヒナウスユキソウ・ジョウシュウアズマギクも盛りです。
残念ながらオゼソウは見られませんでした。今年は雪が多かっ
た為開花が遅いのかもしれません。雪解けあとのわずかなあい
だのすばらしい世界です。一足早く体験することができました。
これらを守ってゆく作業に加われたことをうれしく思います。
再来週、こんどはゆっくり登ります。たのしみ
柵立て作業中 ゆっくり尾瀬ケ原を見る余裕はありません
この時期小至仏山からの下りは雪渓が残ります
道がわからない~
日本のエーデルワイス 新鮮!
桧枝岐はとても奥深い山峡の村です。年3回行われる
桧枝岐歌舞伎・六地蔵・裁ちそばなどが有名です。散歩
していて嫁さんが星さんの姓が多いのね~と話しており
ましたが、歴史民族資料館でこの村の姓は「星」「平野」
「橘」の3姓がほとんどを占めているということを知り
ました。長い時間と歴史の繰り返しで、村が大きくなり、
高い文化も生まれて来たのでしょう。
村にいると、なぜか人を感じ、ゆったりと過ごせます。
なにか都会で失ってしまったものがまだ残っているの
かもしれません。道を歩いているとお年寄りや子供たち
から必ず挨拶をされました。
また近いうちに訪れます。勧められた会津駒ヶ岳も
待っていますので
舞台から客席を望む。客席のひな壇がりっぱです。
厳しい生活の歴史を刻む六地蔵
名物の裁ちそば 美味しすぎ(つけ汁も)
南会津にある帝釈山(たいしゃくさん)はオサバ草の群生が
有名です。開花が梅雨の季節なので、雨の覚悟が必要です。私
もお会いしてしまいました。檜枝岐村から入山口の馬坂峠までは
未舗装の林道を車で50分も走ります。タクシーを利用しました
が、私の車ではお腹を擦ってしまいます。
林床を覆いつくすオサバ草に感動です。とても上品で可憐です。
湿原の花に会いに、田代山まで足をのばしました。突然開ける大
湿原にも感動です。新鮮なヒメシャクナゲ・イワカガミ・ワタス
ゲ・チングルマ・シャクナゲに会えました。きっと7月もよさそ
うです。道はとてもぬかるみ残雪も有り、それなりの準備が必要
です。
首都圏から福島県の桧枝岐村は道路事情が悪く、とても遠いです。
長時間の運転を思い、列車を利用しました。浅草から会津高原尾
瀬口まで線路は山の中をほぼ真っすぐつなぎます。東武伊勢崎線・
東武日光線・東武鬼怒川線・野岩鉄道と3時間半ほどの旅です。ボ
ックスシートに二人で、食べたり飲んだり話したり景色を楽しんだ
り、行き違いの駅で下車してみたり。車にはない自由な時間を楽し
みました。
尾瀬口駅からの定期バスもゆったり乗車。檜枝岐までは1時間1
5分程の乗車ですが、檜枝岐まではほとんど停車せず、ひたすら走
り続けます。信号も数えるほどしかありません。山道なので体が右
へ左へと大きく振られ、不安もありましたがなんとか保ちました。
ここでも話したり景色をみたり居眠りしたり、路線バスならではの
旅を楽しみました。速さと便利さが当たり前で、忘れてしまってい
た旅の楽しみを思い出しました。ちなみにバスは停留所以外でも自
由に乗降り可能です。又、檜枝岐村のなかでは同じバスの時刻表は
すべて同じでした。?乗り場が違うのになぜ??
檜枝岐時間と呼び、こんな事でも大笑いしました。楽しかった~。
フィールドでの活動が増え、紫外線を受ける機会が多くなりまし
た。先日、雪原で曇りだからとサングラスを横着したら、帰り道少
し目が痛くなってしまいました。雪山用のサングラスは光の透過率
が低くすぎるので、それ以外で使えるサングラスを求めました。
度を入れたスポーツサングラスと思っていたのですが、視力が悪い
ためレンズの条件が会わず、普通の遠近両用眼鏡にクリップオンの
サングラスレンズを着けることにしました。色レンズも選べますが
山小屋やテントでは不自由です。これならひとつの眼鏡でOKです。
予備はワンディのコンタクトにしようと思います。目の良い方が羨
ましいです。
愛用していたカシオプロトレックの時計機能以外が止まっ
てしてしまいました。サービス窓口に持参し、内部充電池が
寿命をむかえたとわかりました。ソーラー時計なので、電池
切れはないと思っていましたが、充電池には寿命が有るので
すね。求めてから10年?くらいになるでしょうか。デジタル
時計でありながらアナログ時針も付いているのが魅力で購入
しました。サービス窓口で修理をお願いしたのですが、これ
をきっかけに今まで使ってみたかったTISO T-Touchを購入
しました。(してしまいました)文字盤がホワイトのモデ
ルが欲しかったのですが、今では手に入らないようなので、
最新モデルとなりました。使い勝手は後ほど。
生き返ったプロトレックは岩場で活躍してもらいます。
ハーモニカコンテストに行ってきました。全国予選を勝ち抜
いた方々の決勝ライブコンサートです。クロマティックハーモ
ニカのクラシック/ジャズ・ポップス、複音ハーモニカ、デュ
エットやアンサンブルなどハーモニカのすべてが体感できます。
地味なハーモニカの芸術性を感じる、すばらしい機会となりま
した。ゲストタイムに、レッスンの先生が「忘却」を演奏され
たのですが、プロの音は世界が違っていました。まとまった曲
を通しで聞く機会がありませんでしたので、奥の深さを感じま
した。音楽の赤ん坊の私に、著名な先生がほとんどマンツーマ
ンに近い形でレッスンしてくれていたのです。ハーモニカも先
生も、出会いはほんとうに偶然でありました。感謝・感謝!!
演奏者は若い方も多いのですが、会場は年配の方々でいっぱい。