yamaはのん~びり

 マイペースで自然を、人生を楽しんでいます

どの位危険?〜

2018年09月24日 | 日記

 いまや知る人も少ないと思いますが、EPROM(Erasable Programmable Read
Only Memory)のデータ書込みに挑戦しました。EPROMとは電源を切っても記憶
内容が保持されるメモリで、書込み・消去が繰返し可能なROMです。
かなり前から依頼されていたのですが、私も初めての事なのでついつい先延ばし、
現在動いているシステムの調子が悪くなり、ついに重い腰を上げる事になりました。
EPROMはすでに製造も中止されて新品を求める事も難しい状況、でも見つけまし
秋葉原ラジオ会館5F、その昔マニアの間では有名だったお店が場所を変えて
残っていました。
40年ぶりくらいの再訪です。
断捨離をはじめた先輩から提供された手作りのイレーザーEPROMライターを取
出し、パソコンで作成したデータの書込みを試みますが、その度にエラーになりま
す。OM(先輩)に相談してみると、「イレーズ処理はした?」との返事。
なんとEPROMは先ずイレーズ処理をしないと書込みが出来ないとの事を初めて知
りました
さっそく手作りの紫外線イレーザーを持ち出しますが、殺菌灯の紫外線は目にも皮
膚にも危険と聞いた事があります。なるべく光を見ないように・浴びないように
ビクビクしながらEPROMの窓に紫外線を当てます。
が、解決にいたらずOMさんにSOSです。
OMさんの作業の様子は紫外線など全く気にせず、殺菌灯のガラス管に直接EPROM
に開いた穴を置いていました。殺菌灯の紫外線の危険度はどの程度のものなのでしょう
かってに1〜2時間は必要と判断していたイレーズ処理も近距離で直接当てれば1分
もかからない事を知りました。

このEPROMはAPRSUIDEGIデジピーターシステムとして稼働を開始しています。
20年も稼働を続けて来たシステムの保守ですが、古い技術ながらも新鮮な発見がた
くさんありました。

いまや使う方もいない?EPROM、入手も困難


もう販売されていないWriterと手作りのEraser


 


ダーナラ時間

2018年09月08日 | 日記

 ヘルシンキでトランジットしてストックホルムへまだ日があるのでその
ままウプサラへ、スパーでパンと量り売りのサラダを買って簡単な夕食です。
通貨はクローナ、入国手続きはEU圏の簡素化で乗換のフィンランドで済ませ
られるのに、スウェーデンの通貨はユーロではなくクローナです。なんともや
やこしいデス。
翌日は早々に憧れのダーナラへ車を走らせ、シリアン湖を見下ろす宿を拠点に
ダーラナ時間がスタートしました。
ダーナラは森と湖のエリア、でも高い山がなく空が高いです。街に出れば人や
車も多くなりますが、郊外は人口密度が低く人や車にもめったに会いません。
そのなかにスエーデンらしいベンガラ色の家が点在しています。このエリアに
手仕事の工房が点在しており、気になるところを一つ一つ訪ねます。日本人
的な発想では効率化とか自動化となるのでしょうが、ここでは地元での生活を
軸とした文化が大切にされて生きています。
ダーラフローラレクサンドテルベリレッドピークをメインに散策しまし
たが特に印象深いところをご紹介します。

 ・テキスタイルのJOBS(ヨブス):経営者自らシルクスクリーンで手染め
  しています。
 ・毛糸工場ヴォルステッズ    :ご夫婦が古い機械を直しながら毛糸を
  作っています。珍しい野菜の直場所がありました。
   ・Nils Olsson Hemslojd(ニルス オルソン ヘムスロイド):ダーラナホース
  の老舗工房。ペイント体験でMyへスト(馬)に仕上げました。 
 ・テルベリのかご工房      :職人のおじさんが松や白樺を削ったか
  ごやカッティングボードを作っています。 
その他個性的なショップや夏至祭会場・カールラーション邸やソーン邸・DAL
HALLAなどにも足を運びました。
スェーデンでは英語を話す人も多いのですが、ここではスウェーデン語が主役
です。日本からデザインを勉強に来てスウェーデン人と結婚してしまったとい
う現地に住むガイドさんと一緒です。(日本のTVにも出演されたことがあります)
特に心に残っているのはガイドさんが通ったデザイン学校の先生の家に訪問さ
せていただき、ダーナラの生活に触れることができた事です。人との出会いが
心の感動もいただきました。
ダーナラでは広いお庭がどこもきれい、芝刈りに悩む私には?でいっぱいだっ
たのですが〜。ここでいままでの不思議が解決しました
小さな丸い塊が2つランダムに庭を動き回っています。なんとそれは自動芝
(草?)刈り機でした。庭が広いこちらでは普通の事。調べると日本でも最近
HONDAが同様のものを発売していました。価格はとても買えません
ダーラナの手工芸品はどれも本物、安心して求めれられます。
ちなみに帰国時ストックホルムの空港でコインを消費するためについで買いし
た靴下は、絵柄は北欧ながらMAID IN PRC?実は中国製でした〜(MAID
IN CHAIAでは売れないのでPRC表示に変え売り上げを伸ばしているとか)皆
様もご注意下さい
時間と人の生活の意味を強く感じる事になった満足のダーナラ時間でした 


先生のご自宅 ベンガラ色が映えます


JOBSの工房 モチーフと色使いが魅力


ダーラへストの工房 みんな微妙に違いがあります

毛糸工房 ダーナラ原種にこだわり


レクサンドの夏至祭の場、6月に再訪したい


 

 



 


FINNAIR

2018年09月04日 | 日記

 久々の海外、目的地はSWEDEN。今回は初めてFINNAIRの利用です。ヘルシンキ
で乗換、ストックホルムに向います。
FINNAIRのビジネスはフルフラットシート、ゆっくり眠れます。とはいってもー8時
間の時差を考えると、機内では起きていないと着後眠れなくなってしまいます。
足を伸ばして映画を見たり、本を読んだりしてのんびり過しますが、ワインリストが
充実していてついつい飲み過ぎました〜
着後ウプサラに一泊して本来の目的地ダーラナ地方へ、ここで連泊して今回の旅の時
間を過ごす予定です。
スウェーデンでもかなりの田舎町、ここでは別の時間が流れています。日本人観光客
も見かけません。シルヤ湖を見下ろすホテルを拠点にして旅がはじまりました。

先ずはフィンエアーでムーミンの国へ





機内はMarimekko(マリメッコ)でいっぱい


リアルタイムの飛行情報