アンテナの知識を深める為に、移動運用で使うアンテナを
製作しました。アンテナは2種、1/2λのアンテナ線の端
から給電する(エンドフェッドアンテナ)、全長が6m以内
におさまる軽量のバーチカルワイヤーアンテナです。それぞ
れ出展はAA5TV(USA)、VE3CGC(Canada)局で、それ
を参考に自分用に設計し直しました。各周波数に対するLと
Cの値、コイルの径や材質に対する巻き数の算出にはエクセ
ルが役立ちました。特に悩んだのは部品を売っているお店を
探すこと、自作したコイルのインダクタンスの測定でした。
ネットと秋葉原を歩きまわり、失敗しながら部品を調達。
設計どうりに作ったのに実測値が大幅に違っていたインダク
タンスは、測定器の校正が違っていたのでした。希望する耐
圧のコンデンサは入手不能で、低い送信出力でしか使用でき
ません。本格的な実用には製品を購入するほうが現実的な部
分もありました。が、手作りに挑戦してたくさんの事が学べ、
知識が深まりました。次週はテスト運用へ
エンドフェッドアンテナ用アンテナカプラー、部品耐圧でQRP(小送信出力)用
21MHz運用周波数帯ではSWRは1.5以下
ワイヤーバーチカル用コイル 左7MHz 36μH 、右10・14・18・21MHz 8μH
前はいつのことかも忘れるほど、何年ぶりでしょうか「どぜう」を
食べました。浅草には「飯田屋」と「駒形どぜう」二軒の老舗のお店
があります。今回は後者、大部屋でお客さんが一緒に鍋を囲むスタイ
ル、涼しげな竹の床に下足の木の札など、江戸情緒たっぷりです。
そういえば神田の「いせ源」もこんな雰囲気です。豪勢ではありませ
んが、美味しくいただく為の手間がかかっています。近頃はこんなお
店はめっきり少なくなってしまいました。お酒を飲みながら、鍋をつ
つきたくもなりますが、車なので残念ながらアルコールはいただけま
せん。どぜうは柔らかく調理されており、食べごろと箸でつまむと頭
と胴がちぎれてしまいます。注意しないと頭ばかり、胴ばかりを食べ
ることになってしまいます。デートでは気をつけないとね、なんとな
く元気がでたような~。
今年も尾瀬の写真展が東京で開催されました。お手伝いの
日はあいにくの雨模様、三日目は日もさしましたが、お客様
の出足はいま一つでした。もっとも「ふれあいホール」と呼ば
れるNHKホール横の建物なので、通りすがりの方がちょっと
立ち寄る場所ではありません。それでも写真好きの方がちらほ
ら来られます。受付をしていて楽しいのは、入選された方が来
られると、写真のお話が聞けることです。
滝のような夕立の後、突然現れた美しい半円形の虹、20年近
く通っても初めての景色だそうです。
日の出の美しさを求めて、暗いうちから重い機材を持って山登
り、十数回通って撮った夜明けの感動、山・雲・朝日の素晴ら
しいアンサンブルです。
その時刻にその場所にいるのは、普通では出来ません。機材も
また重量級。研究に研究を重ねてのショットです。
自分の写真とのギャップが~
入口はひっそり控えめ、中央にはガードマンが仁王立ち
最初は足が止まりました
けたたましい鳴き声に目が覚めました。ベランダの外をカラス
が飛び回っています。何事かと観察していると、下のほうでかす
かな鳴き声もします。状況から察するに巣立ちした幼鳥が飛べず
に低木の葉の上に乗っかってしまったようです。通常であれば、
近くの枝伝いに足をならし、飛ぶ練習をして行くのしょうが、住
宅街ではそのような恵まれた環境はありません。幼鳥の情けない
鳴き声や、親のあわてぶりを見ていると、日頃の傍若無人ぶりに
怒り爆発のカラスにもかわいそうになって来ます。なんとか飛ん
でくれる事を願いながら出かけました。
嫁さんの話しに依ると、幼鳥とはいえかなり大きく、口の中は赤
く見えたそうです。その後、落ちては上り飛びを繰り返し、いつ
の間にか親鳥共々姿が見えなくなったそうです。よかった~。
事件はカラスでしたが「子を思う親の姿」には感動でした。母は
強しいや父(たぶん)もいました。
奥日光・戦場ヶ原の「ズミ」、訪れる度に花の盛りが見たいと
思っていたのですが、やっと出会えました。ズミは荒れ地や湿地
で多くみられますが、戦場ヶ原の群生は立派です。近くでは純白
・クリーム色・赤みを帯びた蕾みなどいろいろな姿をみせてくれ
ます。一面の群生は、遠目には霞がかかったように見えます。目
立たない特徴のない雑木ですが、新緑の頃の一瞬だけ華やかな姿
を披露してくれます。エゾハルゼミの騒がしい声につつまれなが
ら、ハイキングを楽しみました。
ちょうど千手が浜のクリンソウも見頃と聞き、人出の多さが気に
なりましたが寄り道してみました。この日は雨の予報の為か、予
想に反し人影もまばら、花をゆっくり楽しめました。まざまな色
があり華やかですが、質素な桜草の血を引くだけあって、控えめ
な感じに好感が持てます。ほとんどの方は気にされませんが、道
の途中のフッキソウの群落にも目を引かれました。
2月にスキーを履いて入った戦場ヶ原とは違い、生き物の生命力
に溢れていました。
僅かな期間、草原はズミの園
千手が浜のクリンソウ、人出が少ないときに
森の中の現在地情報、持参した無線機(ID-51)のGPSとピッタリ当たり前!