金沢から地元の無線仲間と430MHzのD-STARを使って無線通信を楽しみま
した。430MHzという周波数は、直接波通信(電離層による反射ではなく直接地
表を電波が伝わる)で実用距離は通常50Kmくらいまでですが、金沢と地元は直
線で350Kmくらい離れています。
仕掛けは、私は近くの金沢のレピーター(中継装置)に無線で接続、その後はイ
ンターネットを使って地元のレピーターまで信号が伝わり、地元のレピーターか
ら電波がでるというものです。長距離通信部分をインターネットに依存するので、
全国、条件はあるものの海外との通信が手のひらに乗る小さな無線機で可能です。
手軽で便利ですが、全てが電波の通信でないので、無線通信とは認めたくないO
M(先輩)さんがたくさんおられます。
決められた固定周波数(地元のレピーター)をワッチして通信相手をみつけると
いう機能が幸い?して、ローカル局同士の連絡によく使われています。
CQというアマチュア無線の言葉は、知らないもの同士が知り合うきっかけの言
葉ですが、D-STARAではあまり使われない感じです。CQを出しても返事がナシ、
他の人が声を出すと(仲間を呼ぶ)返事が返るということを度々体験します。私
も旅行の時には利用しますが、普段はFMやSSBになってしまいます。
まだまだ発展途上のD-STAR、CQ文化が育つようにCQを出してゆきましょう。
ID-31(嫁さん用) ICOM抽選会でGet