yamaはのん~びり

 マイペースで自然を、人生を楽しんでいます

見えない物を伝える

2015年09月29日 | 日記

 尾瀬はもうに入っていました。広葉樹が色やに色づき来週には最盛期
を迎えそうな気配です。あと一ヶ月で小屋の営業も交通も終了です。
今回は沼山峠ルート、浅草から会津高原尾瀬駅へ向かいますが、先日9月9日の
大雨の影響で野岩鉄道の上三依塩原温泉口駅(かみみよりしおばらおんせんえき)
と会津高原尾瀬口間の架線の停電が復旧しないため、臨時ダイヤでの運行、自宅
から御池まで時間とさんざんな状況でした。線路脇の斜面にはあちこちにブ
ルーシートがかかっており、一雨ふれば線路が埋まってしまってもおかしくない
状況です。国道352号線の館岩(たていわ)付近は川の氾濫による大きな爪痕が
残っています。いつもの事ですが、改めてここでの生活の大変さを思い知ったの
でした。
尾瀬のインタープリテーション研修に参加したのですが、参加者は環境省・群馬
県・尾瀬保護財団・ガイド・ボランティアと多彩なメンバーに加え年齢層も広く、
充実した内容でした。
 ・フィールドに出て数枚の落葉を拾っての(特別保護区外)落葉ジャンケン
 ・御池田代でモチーフを見つけ、家紋作り
   ・インタープリテーション講義
 ・ガイドウォークプログラム資料作り
 ・国立公園の関連法
 ・文化財保護法/特別天然記念物
 ・フィールドでのガイドウォーク実践・評価
など
フィールドでの実習が多く実践的な内容になっています。
インタープリテーションとは「見えるものを通して見えないものを伝えること
多くの方々と出会い学び語り合い刺激を受けました。幾つになっても学ぶことは
楽しい事です。 

色づき始めたブナ平


草紅葉


尾瀬スランプラリーのピンバッジ(今年初めての試み)


御池田代で見つけたモチーフ(ドクゼリ&トリカブト)をピンバッジにしてくれました~

 


消えた電球型蛍光ランプ

2015年09月23日 | 日記

 いつも突然やってくるのが電球切れ、しかも複数ヶ所、ほんとうに困ります
当初、家の照明は温かみのある電球を使っていました。外からながめるとわが家
だけほんのり赤みを帯びているのが分りました。年を重ねるにつれなんとなく照
度の必要を感じる様になり、電球型蛍光ランプに変わってゆきました。
またまた交換が必要になりましたが、お店を回っても手に入りません。店員さん
はお取寄をと言ってくれますが、面倒です。
ネットで検索してみると何と製造中止、通りでないはずです。代替品が電球型L
EDになっており、金額は約2倍になっていました。
せめてアドバイスしてくれていたら、無駄足をふまずにすんだのですが~
一ブームを作った電球型蛍光ランプですが、主役は電球型LEDに変わっていま
した。なんとプリプトン電球もLEDにとって変わっていてびっくり
もう電球切れを意識する事は無く、省エネも感じるようになるのでしょうか 

主役はLEDへ


 


20年前の技術

2015年09月19日 | 日記

 県内で実施されたアマチュア無線非常通信訓練に参加しました。といっても
指定された時間内に訓練用電文を無線を使って書き込むだけです。今回私が参
加したのは音声通信ではなく文字通信です。 
20年程前はインターネットがまだ広く普及しておらず、無線を使ったパケッ
トによる文字通信が盛んだったそうです。その後インターネットの爆発的な普
及により、まったく使われなくなりました。必要なTNCと呼ばれる機材は国内
では製造メーカーが無くなり、入手不可能になってしまいました。国外でも唯
一米国のKantronics社が Packet Communicatorというモデルを販売してい
るだけです。幸運にも先のハムフェアーでジャンク(中古の放出品)のTNCを
入手、今回の訓練に参加が出来ました。37年間のブランクがある私には初め
て触れる技術です。
文字通信は音声通信の補助的な位置づけと扱われがちですが、内容を広く確実
に伝達する優位性もあります。電話やインターネットがまったく使え無い状況
でも使える仕組みとして無線を使ったパケット通信も選択肢の一つと思います。
20年前の技術がまだ十分役立つことを再認識しました。
最新技術であればデジタルを使ったD-SterやC4FMも音声・文字に加え画像通
が可能であり、強力です。
多くの手段がありますが、通信網を自力で構築・維持で出来ることが外せ
ないポイントです。

TNCインターフェースをプレップボード(実験基板)で実験中