昨年12月末の糸魚川市の大規模火災、改めて火災の恐ろしさを思い知らされ
ました。この数日前、デパートの買い物ついでに年越しのお酒でもと、たまたま
開催されていた「新潟物産展」へ足を運びました。さすが米所の新潟たくさんの
酒蔵が出店していました。ですが、私的には名高いお酒は好みに合いません。
(本物の酒飲みでないので)選択にまよっていた時、声をかけられいろいろと
試飲させて頂いて選んだのが「原酒 加賀の井」でした。飲み後の引き際がスッ
キリ、食事をしながら飲む私の好みに合いました。
数日後、ニュースではどこかで聞いたような名前が何度も流れます。「加賀の井
酒造」、TV画面で全焼し再建の決意を語る社長さんの顔を見て、すべてを知りま
した。デパートで求めたお酒の酒蔵が「加賀の井酒造」、声をかけてくれたのが
社長?さんだったのです。この数日後に火災があったのです。
そのような事もあり、一口一口を大切に頂くことになりました。催事場という場
所で社長さん自らお酒を紹介する姿勢に誠実さを感じます。 酒蔵には歴史を引き
継ぐ蔵付き酵母が大事と聞いています。再建の道のりは大変でしょうが成功をお
祈りします。
製造年月が 16.12 となっていました