突然の母の入院から4週間~、やっと退院にこぎつけました
嫁さんと1日交代で病室に泊まり、朝・昼・晩の食事とトイレに付き添いました。
90を超える高齢の為、長期の入院は復帰の生活に大きなダメージとなります。自
宅に帰る事を目指し頑張りました。
驚いたのは、退院の話が出た時、先生がケースワーカーの話を始めた事でした。高
齢者が一度入院してしまうと、自宅に帰る事が難しく、施設にお世話になるのがほ
とんどのようです。介護のレベルが上がってしまうと自宅での介護を諦めざるをえ
ないは理解できます。自宅へ連れて帰る事を伝えると、なんと退院までの間に
さまざまな介護の方法を実践で指導していただけたのです。(車椅子への移動・体
の清潔の保ち方・床ずれの防ぎ方・などなど)
看護相談室という部門もあり、自宅へ帰る為のいろいろな準備でもお世話になりま
した。治療に留まらない医療のあり方を考えさせられました。(恵まれ過ぎ?これ
あたりまえ?)
長い期間病院に通い、泊まりもしていたので、医師や看護師さんたちの仕事をか
いまみる事になりました。ほんとうに厳しい仕事です。看護学校が併設されている
関係からか若い方が多かったのですが、みなさんとても頑張っていました~。
言葉を尽くしても足りませんが、感謝・感謝です。
又、2年前に建て替えたバリアフリーの家が生きました。普通の日々を少しでも良
い状態で過ごせたらと思います。
今は嫁さんと私が、ボロボロになった体と生活を少しずつ取り戻す毎日です。
初めて役に立ったスロープ
広く作って