自然を体験する旅

エコツーリズム・プロデューサーの壱岐健一郎がお届けする旅に関するスローなブログ

天ぷら油リサイクルバス全国キャラバン北海道編2000km     東京~塩釜~八戸

2007-07-12 11:00:20 | 環境

新宿駅西口に参加者15人と取材スタッフ、見送りメンバーが集まりま した。
Mさんはマウンテンバイクを積み込み。北海道のトレイルを疾走するのを
夢見ています。


参加者に毎日新聞の記者も乗り込んでくれましたが、出発から都内での給油を
取材したいということで、シンガポールの国営テレビ局が取材にきました。
アジア各国にニュースが流れるそうです。

墨田区の染谷商店はBDFの産みの親的存在。
東京油田開発ではここに家庭の廃油を回収してもらい、
BDFに変えています。
全国でも様々な取り組みがされていることも知りましたので、
エコツーリズムのネットワークづくりも兼ねてツアーを実施しました。
まずは200L入れました。



宮城県塩釜は蒲鉾づくりが主要産業の一つ。
塩釜市団地水産加工協同組合ではNEDOからの
助成金8000万円と自己資金4000万円を合わせて
1億2000万円でBDFプラントを作っていました。
まさに立派な給油所です。東京から参加した同業者もびっくり。
それでも利用者が少ないのが悩みだとか・・・。
ここでは100Lいれました。

近くには小林さんが作ったツリーハウスがありました。
塩釜出身の写真家が資金提供して地元に寄付したとのこと。
これまで見てきたツリーハウスとは異なり、見張り台のように、
木のテッペン近くまで登れるようになっていて、相当、高いし、
登るのが恐いくらい。普通は下のデッキまでにしてもらっているとのことでした。
私も昔なら無茶をして登りましたが、体力、瞬発力の衰えを悟りましたので
自重しました。

岩手県に入り、新エネルギーのモデルタウン葛巻町へ。
昼食はくずまき高原牧場のバーベキュー。
人口9000人。牛12000頭の町のエネルギー源のひとつが
この牛らたちの糞尿。バイオガスタンクの視察も兼ねた
立寄りでした。写真はまたの機会に・・・
そして青森県に入り、八戸のがんじゃの里山へ。
八戸酒造が酒米として栽培する有機米の田んぼは
昔ながらの谷地にありました。降り続く雨の中を歩きましたが
雨だからこそ酸素の濃い匂いがするようでした。

試飲会を開いていただきました。予想外に出していただいたおつまみの
美味しいこと。しめ鯖、イカ刺、フキの煮物など奥様の手作りとのこと。
清酒「がんじゃの里山」はスッキリした美味さ。ついついフェリーの時間を
忘れてしまいそうでした。ちょっとした宴会をさせていただきました。
八戸酒造さん ご馳走様でした。

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