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同室のタスク君に鼾を気遣いながらも
午前5時には起床。約4時間だがまずまず熟睡。
鼾もそれほどではなかった?とか。
気を使わせたかな?
アナナスホテルは500室以上ある大きなホテル。
団体利用が多く、貸切バスもひっきりなしに到着。
日本からのパックツアーは東欧、南欧からのツアーも
来ていた。バイキングスタイルの朝食レストランは
大賑わい。それでも座席は多く、広々としているので
短期滞在、移動の拠点としての利用には適している。
朝食も十分バラエティがあり、パンもまずまず美味しかった。
今回のメーンテーマの一つが「月の癒し」の著者
ヨハンナ・パウンガーさんと夫トーマス・ポッペさんに会うこと。
午前10時にホテルのロビーで待ち合わせと言うことで、
精力的に約束を取り付けたカオルさんは、
そわそわしながら待っていた。
和服に着替えた若い日本人女性の気力と思いやりを感じた。
父親みたいな年齢の私はただただ「大丈夫、必ず来られますよ・・
あんな本を書いた人だから・・・」と気休めのような言葉を
かけてばかりだった。
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約束の時刻きっかりにトーマスさんはやって来た。
顔も姿もわからなかったはずなのに、大勢が出入りする
ドアから入ってきた彼はすぐにわかった。
特に目立つ風貌でもないが、わかった。
落ち着きとやさしさが漂っていて、旧知の友人のようだった。
午前中はホテルのラウンジの一角を占有し(急遽)
トーマスさんとの会話を参加者全員で楽しんだ。
私を含めて著書を精読してきた参加者は興味深く
熱心に聞き入っていた。
英語の話せないヨハンナさんは自宅にいるようで、
午後、自宅でお会いできるとのこと。
昼食はご自宅近くのイタリヤレストランに行くことになった。
トーマスさんのハイブリットカー・トヨタレクサスに4名が乗り、
残りは地下鉄とバスを乗り継いで移動した。
Casa Vecchia は古くからのワインセラーを改装した
とても雰囲気のいいレストランだった。
ご夫妻にお任せして選んだパスタとピザを味わった。
楽しいランチ後、ピストン輸送でお宅訪問。
ウイーン郊外の高台に立つ瀟洒な住宅は、高級住宅には違いないが
著書から連想できるセンスの良さがいたるところに表れていた。
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リビングからの素晴らしい展望
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月を描いたステンドグラスの玄関
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月の窓・・・トイレの(①に紹介した月の便器とのセット)
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庭の東屋
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ハーブティと多分ザルツブルガーノーケル(白い砂糖をふりかけたような)
やスコーンがたくさん用意してあった。
本来は3、4名で訪ねるはずが当日は12名になっていたので、
準備が大変だったのではないかと想像したが、
まったく素振りが見えなかった。
子供達3人(長男17歳から小学生の長女、次女)は
突然の日本人グループの来襲にも動じず、自然な振る舞いで
挨拶してくれた。もちろん親の「あいさつしなさい!」という命令に
従ったわけでもなく。
こんな家庭があるから、あの本から生まれた、
あの本があるから、こんな暮らしができた・・・・
どちらでもいいが訪問した全員が「月のリズム」を感じたのは確かだ。
「月の癒し」の原題である「自分の力で」に紹介されているメッセージ
「月の力に導かれながら、自然との一体感を取り戻し、そして自分を癒す・・・」
「自分という宇宙の中で、自分自身が主役を演じていこう」
身も心も実感することができた1日だった。
参加者全員が同感だったと確信する。
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