地元の方のお誘いで、家庭倫理の会という団体に入会しています。母体は社団法人倫理研究所というところで、家庭や社会での和を保ち幸せな生活を送りましょうということのようです。早朝に集会所に集まり、人付き合いが円満に進むための心得のようなスローガンを暗誦し、実際の生活のなかでどのように取り組んできたか?取り組んでいくか?について勉強する活動をしています。(大雑把な説明ですが)私の場合は、毎日の活動にはあまり参加ができていませんが、運営上で私が出来る範囲での協力をさせていただいています。年に何回か役員研修会というものがあり、講師の先生の講話を聞かせてもらう機会があったり、子育てセミナーという講座があったりで出られるときだけ参加させていただいています。
さて、今日は年に一度の会員大会という行事があり、全会員に呼びかけて福島第2原子力発電所への見学会に行ってまいりました。高速道路の整備もだいぶ進んでいるようで、新宿を7時30分に出発し、10時40分には福島第2原子力発電所まで着いてしまいました。
コースとしては、まず予備知識をということでエネルギー館での説明を受け、発電所へ移動し見学できるところを見せていただき、最後に発電所の制御室の複製(シミュレーター室)を見学させていただきました。
当日の説明者は、広報担当の方と以前運転員をしていた方のお二人で、地震などの緊急時にどのような判断をしなくてはならないか、どのような情報公開体制が取られているかなど現場ならではのお話しを聞かせていただきました。
また、エネルギー館には、原子力に限らず電気に関わるいろいろな展示物や機械がおいてあり、機会があればゆっくりと見てみたいと思いました。(写真はエジソンが発明した発電機だそうです。)
その後、昼食を東京電力も出資しているというJヴィレッジという施設でとらせていただきました。ここは、サッカーの施設で天然芝11面、人工芝1面の計12面を保有し、東京電力の女子サッカーチームもここで練習をしているそうです。ちなみに料理長はワールドカップなどで、サッカー日本代表の食事を作った人だそうです。中ぐらいの値段のお弁当を注文したのですが、刺身も新鮮で東京で食べれば値段以上の品物かもしれないと感じました。
少し時間が余ったので、一緒に参加した地元の方と施設内を見学させてもらいました。その方は、新宿西戸山中学校の説明会に同席していた方で天然芝のメンテナンスに興味があったそうです。あいにく、午後の練習に備えてグランドキーパーが作業中でお話しを聞くことはできなかったのですが、埼玉県のグランドを管理しているグランドキーパーさんを紹介してくださるとのことで、後日スポーツ団体の方々と研修に行くことになりました。電力の勉強に来たのですが、芝のメンテナンスの勉強も出来る段取りが出来て人の縁は不思議なものだなと感じさせられました。
その後、帰京する前にお土産をということで「いわき・ら・ら・ミュウ」という施設を訪れました。海産物やさんが立ち並んでいるのですが、一切生臭さのない清潔な施設でした。近所の方と見て回っていたのですが、美味しい蒸しウニと生ガキをその場で食べられるお店があって、ご馳走になってしまいました。雲丹はハマグリの殻にうずたかく盛られていて、食べ進むと殻の底までぎっしりと身が詰まっていました。カキも写真の通り私のでかい手に入りきらない長さの殻に詰まっている立派な品物でした。しかも、値段はウニ500円、カキ100円と大変お得な値段でした。
帰り道は、ひどい渋滞につかまることもなく午後7時前には新宿駅の西口に到着し、病人も出ることなく無事大会が終わりました。帰り道に見た夕日が沈んで行くまでの空模様の変化は幻想的でした。携帯カメラではなかなか表現しきれないのが残念です。