百人町中央町会は大久保通りを挟むように位置する大きな町会です。多士多彩な役員さんが揃った活発な町会です。
今日は第五十回目の総会だったそうで、いずれ記念式典も催されるようです。いつもは総会から出席させていただいていたのですが、都議会自民党として政府に電気料金の値上げを申請した東京電力に対して、更なる経営努力を促し、少しでも値上げ幅を下げていただきたいとの要望活動を行っていて、懇親会からの出席になりました。
東京電力を悪者のように言っていれば人気が取れるとか、根拠も出さずに「値上げ反対!」と叫ぶのも、都民のプラスにならないので、経営計画を見させてもらいながら、疑問に感じることをぶつけて電気料金の抑制につなげていきたいと考えています。
個人宅と零細事業所が今回の料金改定対象になっていますが、更に製造業などが含まれる中小事業所の大口需要家も値上げの対象になってきます。産業の荒廃を防ぐための手立てが求められています。
私が生まれ育った町は大久保ですが、近年マスコミで「韓流ブーム」が喧伝され、ミニバブルが起きています。その煽りを受け、従来の町の様子とかなり変わった状態になっていますが、昨年冬に道路の一部が広がった時期から爆発的に観光客が増え、歩くことさえ難しい状況になっています。
そうした中、地元の方が一定の秩序を残そうと手持ちの資産を活用して「軽費高齢者ホーム」と「認証保育所」を設立しました。こういった施設は高齢化社会に役立ちますし、育児支援としても待機児解消に役立ちます。また、条例や法律により、風俗営業が近隣では出来なくなるので、風紀上もよい状況を生み出すと期待しています。
いわゆる「韓流店舗」に貸し出せば大きな収益が上がるなか、福祉に私財を投じたオーナーに感謝したいと思います。
私が生まれ育った街は大久保といいます。時代の移り変わりの中で非常に大きな変化をしてきました。今は、韓流ブーム真っ盛りで平日でも多くの観光客が訪れます。
本来、人が集まるということは商店街を持つ街として好ましいことなのですが、集まった人を捌けるだけの道幅やインフラが追い付いていないので表通りでも人が溢れています。
横道でも韓流の店が増えてきて、街全体が観光地の様になってきてしまっていますが、従来から住んでいる人や店を営んでいる人たちの中には困惑している人も少なくありません。
今日はそうした中で事業を止めた土地に軽費高齢者施設と保育所を建築し、大久保に新しい特色を創ろうという方のお話をうかがいました。韓流事業者から使わないなら売るか貸してと勧誘されたそうですが、日本人が住んでいる街を残しておきたいとの判断で実入りの少ない事業を開始することを決断されたそうです。
平日の午前中でしたが、買い物客が大勢歩いていて交通整理も大変そうでした。