吉住健一・地域活動レポート

 新宿区議会議員、東京都議会議員としての地域活動を掲載しています。

 8月5日、親子スポーツーAED講習会

2007年08月06日 | 13.地域活動・2007

1_19100_0005_116    今日は地元淀四小学校で活動していらっしゃる「新宿コミュニティスポーツクラブ」主催の「心肺蘇生法とAEDの講習会」に親子スポーツの皆さんと一緒に参加しました。新宿消防署から救急班の方が二人ほど来てくださり、丁寧に指導をしてくださいました。その他、熱中症対策や、RICE(冷却・応急処置法)なども教わり、有意義な午前中を過ごすことができました。
 かつては、意識を失っていて呼吸が止まっている場合は人工呼吸をするということが一般的でしたが、感染症対策の面もあって現在では専用のマウスピースがない場合は心臓マッサージのみを行うということが指導されています。その心臓マッサージも、かつては胸骨の最下部の窪みの所から指二本分ほど上の部分を起点にして・・・と難しい基準がありましたが、現在では胸の真ん中の骨の上で胸と胸の間あたりに組んだ両手をおいて3センチくらい押す様なつもりで繰り返せばよいとなっていました。
 一分でも早く、誰もが心臓マッサージをできることを目的とし指導要領が改善されてきたようです。

 今回の講習会に当たり、消防署への実施調整をさせて頂きました。講習会には家族や子供たちも含めて、地域の皆さんが20名程参加しました。


 8月4日、拉致問題国民大行進

2007年08月06日 | 18.出来事 2009~2000

Photo_85  知人の杉並区議からのお誘いで、拉致被害者の家族の方々と地方議員のデモ行進に参加してきました。参議院選挙で拉致問題に熱心だった安倍内閣の政治的な立場が弱まったために、北朝鮮は大喜びで声明なども発表しています。私は、これまで積極的にこの問題に取り組んできた人間ではありませんが、非常に関心は持っていました。そして、今回の選挙では比例区においてその課題に関わってきた人を支持しお手伝いをしてきました。
 しかし、マスコミにしても、かつて北朝鮮と仲良くやってきた人々がいる政党にしても「拉致問題」にはスポットを当ててはくれません。この問題について国民が共通な認識を持つことが北朝鮮との交渉をするうえで必要なことだと思っています。自分自身も子供を持つ身として、自分の子供がある日突然、訳の分からない国に連れ去られたら、一生をその子を取り戻すために費やすだろうと思います。この問題が風化しないようにするために、細々ながら自分のできることをしていきたいと思います。


8月1日~2日 青森県六ヶ所村視察

2007年08月06日 | 16.視察・研修・見学

 前期以来、エネルギー関係の施設への視察を行っています。自由民主党新宿区議団としては、議会にたびたび提出されている原発関係の陳情を審査するうえで日本のエネルギー事情やそのシステムがどのような状態になっているのかを現場で見てこなくてはいけないとの考えである種シリーズのような形でいろいろな施設を見て回ってきています。
 スタートは、一昨年の原発の視察からでした。昨年は水力発電所を視察しました。

Photo_81Photo_82  今回は使用済み燃料の埋設施設等でした。原子力発電所は、日本の電力使用状況を見ると不可欠なものとなっています。しかし、そのエネルギーの高さとその原料から発する放射線の害も見過ごすことが出来ない代物です。かつては、ウラン200グラムが1000円の値段だったそうですが、現在では10000円に値上がりしているそうです。中国も近代に応じて、原子力発電所を増設していて、原料となるウランを大量に購入していることがウラン相場の高騰を招いているようです。
 新宿は高層ビル街をはじめとするビジネス街と繁華街を持っていて、常に大量の電力を消費しています。省エネ製品の導入でもなかなか電力消費の抑制につながっていないようです。

Photo_84Photo_83   写真は六ヶ所村の隣の東通りという町に建設中の原子力施設の工事現場です。建設地を切り開く際に切り倒した樹木の幹は木材として、枝葉や根っこは敷地内のプラントで肥料化し販売するそうです。元が取れるような値段設定ではないそうですが、切ってしまった樹木を捨ててしまうのではなく農業などで転用できるようにするところが環境問題としてはツボかなと別な意味で感心してしまいました。

施設で見てきたことは、後日HPの方にアップできればと考えています。