16日朝から19日夜にかけて自民党都連青年部の海外研修に行ってきました。
初日は、8時30分集合で、11時発の飛行機に乗り、現地時間の18時頃に着陸しました。その後、入国手続を済ませ、電車やバスで移動し夕食会場に行き初日の日程を終えました。
翌17日は、朝から日本大使館の大使公邸を訪問しました。大変懇切丁寧な説明をいただき、2時間以上その場で過ごさせていただきました。日本とマレーシアの関係。マレーシアの外交努力と日本の外交努力の違い、環境問題に対するマレーシアの取り組みをどう捉えているかなど、1時間超にわたって現場の生の声を聞かせていただきました。
午後になり、バスで環境相まで移動し、マレーシア人の役人さんからレクチャーを受けました。マレーシアは途上国でもなく先進国でもない中進国として、これからまさに先進国入りを伺っている状態の国で、サミットに対する評価なども、なかなかマレーシアという国の自負心が垣間見える話しぶりでした。
(写真:国王府)
マレーシアは、産油国であり、鉱石資源も埋蔵している国ですので、なかなか豊かな国情のようです。しかしながら、健康保険などは国民皆保険制度ではなく、医療を受けられる人と受けられない人とがいるようです。経済の発展と、生活の豊かさを追求すれば環境問題に影響を及ぼすとの認識を持ちながら、マレーシアの抱える環境問題(水質汚染)をどのようにしていくか、CO2削減にどのような枠回りがあるかなど、非常に幅広く環境行政を捉えているようでした。
その他、雑談として国内における格差問題や国策としての森林保護や動物保護など場所を変えれば日本も同じような課題をいまだに解決できずに日々苦労をしているなと考えさせられる研修をさせていただきました。
18日は、森林保護区や野生動物の保護区へ行ってきました。なかなか、奥深いところまでバスで移動し、空いている高速道路を往路・復路それぞれ2時間かけて行ってきました。途中までは、舗装された立派な道路でしたが、さすがに保護区に近づくにつれ、地方都市の道路といった趣になっていきました。施設付近には、いわゆる原住民の集落もあり、高床式の家もたくさんありました。道中、日本語の上手なガイドさんのウイットの効いた説明を聞きながら、ゴム園経営の大変さや、油椰子園が多いということ。マレーシアの住宅建築事情(建売方式ではなく売り建て方式だそうです)など、生活者の視点での話もいろいろ聞かせていただきました。
19日は、早朝から飛行場へ行き搭乗手続を済ませました。空港内で、手持ちのマレーシアのお金を使い切って、ひたすら東京へ無事帰れることを祈りながら帰ってきました。
その後、高田馬場で開かれていた地元商店街の定例会へ直行し、夜中に帰宅しました。
正式な報告文書は、いずれHPの方にも掲載しようと思っていますが、これから町の行事が多く行われますので、ブログの更新が滞ってしまうといけませんので取り急ぎ日記を書きました。