昨日に引き続き協議を重ねてきましたが、見解の違いから話し合いが進まず会期延長になってしまいました。
協議中なので書きませんが、こうなってしまいました。
今日から第三回都議会定例会が開会されました。議場では、7月に逝去された故樺山卓司先生の追悼演説を同じ選挙区(葛飾区)の野上純子都議が務めて下さいました。同じ選挙区ならではの思いやりあるお話でした。
その他、各種報告や知事発言、名誉都民の議案採決を行い閉議となりました。
ちなみに、今回名誉都民として提案されたのは体操の小野喬さん、漫画家の水木しげるさんでした。
会議後は超党派で芸術文化議連の総会が開かれました。恒例の芸術鑑賞会は「語り部」の平野啓子さんの「語り」で『雨ニモマケズ』、『蜘蛛の糸』、『五重塔』を聴かせていただきました。終了後、会派の文教政策委員会に出席し、消防団から水防の第二次警戒態勢の通知が届いたので、帰宅し団小屋に向かいました。二日間連続の出動となりました。
今回の定例議会の議論の中心は震災対応の補正予算、副知事人事でした。任期切れの猪瀬直樹副知事の再任か、新人材の登用かと取り沙汰されましたが順当に続投が決まりました。
補正予算では、文教委員会所管分は教育庁・生活文化局・スポーツ振興局の三局分でした。
私からは、それぞれに質問と意見を述べました。
被災された皆様に御見舞いと御悔やみを申し上げます。
午前中、区議選の打合せをし、日曜日の総支部決起大会の動員で回り、11時からの都議団役員会に駆け込みました。
役員会後、都議補選に挑戦する小宮あんりさんがご挨拶にみえたので一人一人と名刺交換や紹介名簿のやり取りをし、総会に臨みました。
その後、一時からの決戦となる本会議に出席し、無事に全ての知事提案を可決することが出来ました。
今後、豊洲の市場移転予定地の汚染対策の行方を見据えて、速やかな手順で、安全を確認しながら進行していくことを願います。
本会議では最後に石原都知事から進退に関する発言がありました。私自身は、事情があり一時退席をしていましたが、議場から大きな歓声が聴こえてきたので再選出馬の決意が表明されたのだと思いました。
会議終了後、石原都知事が会派の控え室にご挨拶に訪れました。
退室後、日本テレビの記者さんから取材を受けようとしていたら、地震が…
しばらく、地震がおさまるのを待って自席に戻ると!大変な状態になっていました。その後、知事は出馬会見ではなく防災に関する会見を開きました。
私自身、家族の安否を確認できたのは地震発生後一時間半ぐらいかかりました。
半月近く行われてきた予算特別委員会の討論と採決が行われました。今回は、予算委員の会派ごとの割り当てが与野党伯仲で、委員長が野党から出ていたため与党の席が一つ多くなっていました。
その為、私の席は一人だけ野党の人たちと並んでいて、採決時に隣の委員の動きに釣られないようにしなくてはなりませんでした。
議会用語では、議案は番号で呼ばれる(第○号議案)ので、議案の呼称だけではどの議案か判りづらくなっています。
長い間、民主党の人たちと並んでいたので、会話もしましたが、考え方もたいして変わらないなぁと感じながら、合意点を見付けることは出来ないものかなと考えさせられました。
採決の時には、回りの委員から「ここは、野党席だから一緒に立とう!」と誘われて笑いながら立ち上がらなかったりして、閉会時には「お疲れさまでした。」とお互いに声をかけながら、退席しました。
予算委員会の採決は可決でしたが、本会議では否決の見込みです。後、一人賛成なら可決できるのにと思いながら、否決後のシミュレーションをしながら、過ごしていると民主党の一人が会派離脱し賛成に回るというニュースがマスコミスジから流れてきました。
一安心して、地元に戻り、日曜日の自民党新宿総支部決起大会の案内状を関係団体に届けに回りました。
今日は予算特別委員会締め括り質疑を政調会長代行の村上英子理事が行いました。知事の答弁はご自分の言葉でなさるので、時間を読めません。
都議会の審議は時間制でキッチリ持ち時間が定められているので、予定していた質問を消化できるかは、腕と運次第となります。
今日の質疑の中で知事からの提案で、耐震チェックをしていない建物についての表示制度が話題になりました。課題もあるので即実行とはいきませんが、耐震化を進めるうえでは必要な議論だと思えます。
昨日に続き、文教委員会の質疑が行われました。今日は生活文化局所管の都政記録写真のアーカイブについて質疑をしました。
貴重な資料価値がある写真やフィルムをデジタル化し(2万点)、都政情報センターで検索したり、公的な行事や町会等の公益的な事業に貸出しをするという事業です。
東京都のホームページのトップ画面から一般公開されている百点分の画像を見ることが出来ます。
予算特別委員会の総括質疑が一通り終わり、各常任委員会ごとに所管分ずつの審査が始まりました。
文教委員会は、二日間にわたり審査をします。初日は教育庁所管分について質疑をしました。私からは、公立小・中学校の言語能力推進事業についてと日本史必修化に使用される予定の東京都教育委員会編集の教材「江戸から東京へ」について質疑をしました。
「江戸から東京へ」は、都教育委員会のホームページから見ることが出来ます。
昼は都議会の文教委員会が開かれ、提出された「新しい公共基金条例」について質疑を行いました。
国が唐突に補正予算で計上してきた制度ですが、各地方自治体で類似の事業を立ち上げているのではという疑問と類似の活動をしている団体同士の競合や、既存事業への支援は行わないことで基金による支援先が限定的になることなど、現場の意見を聞かずに作った国の制度だということが理解できました。
とはいえ、せっかく六億円も交付されていますので、都の判断で有意義に使えるよう担保した運用を求めるに止めて質疑を終了しました。
夜は、区議会の後継者の「池田だいすけさんを育てる会発起人会」に出席し、役員体制をご相談し決めさせていただきました。
本人もブログをスタートしました。
都議会は、15日からの本会議から三日間、代表質問・一般質問が続きました。同期からは、墨田区選出の桜井浩之議員、島嶼部選出の三宅正彦議員と二人が演壇に立ちました。
私は、予算特別委員会に入ることになっています。民主党は否決をちらつかせた発言をしていますので、また徹夜に近い状況を迎えるかなと覚悟しています。
夜は自民党新宿総支部四谷分会の役員会があり、お邪魔しました。統一地方選挙の必勝を期して、地域活動の強化について話し合われました。