都議会第二回定例会の代表質問が行われました。各会派の代表が持ち時間の中で質問をしました。
今定例会は、原発再稼働の是非を問う都民投票条例や議案にはなっていないものの大きな話題となっている尖閣諸島購入の件が取り上げられました。
予算特別委員会も締め括り質疑を迎えました。昨年までは築地市場の移転問題が最大の争点となっていましたが、既に地元自治体や関係団体が移転に向けた合意に動いているなかで、都議会だけ「移転反対」ではすまない状況となってきました。
今回の予算質疑では防災やエネルギーの方がメインになったようです。また、入札では、下請け業者への賃金が確保出来るような入札にしなくてはならない件や、都側や状況の都合で設計変更を余儀なくされた場合には、キチンと支払いをするべきと自民党の意見を表明しました。
昨年は大震災の影響で自衛隊の方々との連携が活動を邪魔することになってはということで、休眠していた防衛議員連盟の総会が開催されました。
都内にも自衛隊関連の施設が点在していますが、地域住民に理解を得ていただくために、まず議員が自衛隊の活動を深く理解しようということで活動しています。
午後からは常任委員会の審議が行われました。厚生委員会は病院経営本部所管分の質疑で無事に終えることが出来ました。
夕刻、ライオンズクラブの例会に出席する予定でしたが、明日の委員会の打ち合わせや意見書への対応について会派内の相談をしていたら間に合わなくなってしまいました。クラブのルールで罰金が課せられます。
先週行われた予算特別委員会審議を受けて、一旦各常任委員会に予算案の調査を付託され審議しました。その他の議案の審査も合わせて行いました。
予算案については、次期の「がん対策推進計画」策定について、「弁当の行商」について質疑し、条例案については「ふぐ調理師についての条例改正案」についてでした。
その他に議員提出議案の審査がありましたが、準備不足と実効性の担保が見出だせなかったことから反対の意思を表明しました。議員が条例を提案することは、与えられた権能の一つですので評価できますが、関係者と調整せずに目標を前提とした執行条例を可決だけして、後のことは他人任せという条例は可決してはならないと考えました。
近いうちに議事録が公開されますので、詳細はそちらを見てジャッジしていただければと思いますが、条例制定が手段なのか目的なのかはっきりしない提出過程でした。
審議の最後に同じ会派の先輩議員が出し直して一緒に「いい条例」を出す気はありますかと質問したところ、ご意見は聞きましたが自分達だけでやりますみたいな答弁でした。
政策を進めることが目的か、条例を提案した実績が目的か分かりにくい結末になってしまいました。試みは悪くないのに、進展しない結果になってしまいそうです。
新宿区が成立して65周年を迎えました。牛込区、四谷区、淀橋区の三区が合併して成立しました。昭和22年のこととのことでしたから、戦後70年も間も無くだなと別なことを考えてしまいました。
到着順で代表挨拶ということだったみたいで、受付をしたら代表挨拶と言われ、何を話すか考えながら式典に出席していました。
出来れば2、3分でということでしたので短すぎず長過ぎずの話題を決め話すことにしました。学生時代に弁論部の練習で、三分間スピーチというものがありました。くじ引きみたいに内容が分からないものを引き、中に書いてある単語を使って3分間で話をするというものがありました。その頃を思い出しながら、他の来賓や主催者の話題と重ならないように準備しました。
終了後は、役所に戻り、午後からの予算特別委員会の傍聴に入りました。トップバッターは同期の三宅正彦都議でした。三宅都議は伊豆諸島・小笠原諸島が選挙区でおおらかな人柄です。質問は島嶼部に関わる話と多摩地域の事業に関わるものでした。
自民党2人目は障害者福祉の専門家の山加朱美議員でした。大江戸線のシルバーシートの倍増を質疑で勝ち取りました。
3人目は田中豪都議(2期)で石原知事の元秘書らしいエネルギー問題について質疑をしていました。
昨日は予算特別委員会の初日で幹事会の先輩の鈴木隆道議員の代表質疑が行われました。オリンピック・パラリンピックの招致に関することや、財政問題について質疑をされました。
2日目は同期の山崎一輝都議、高橋信博都議(2期)、吉原修都議(3期)の質疑が行われました。それぞれ持ち味の滲み出た質疑内容で傍聴していて勉強になりました。
第一定例会は年度末にあたるため、会期末の本会議まで議決しないと年度内に処理が済まない事業もあります。そうした議案を会期中に議決することを中途議決といいます。
大抵は年度内最終の補正予算や、契約案件、新年度の制度改正等になります。今回は所属する厚生委員会では全会派賛成でした。
夕刻からは、自民党の先輩方が海外支援活動の団体として応援してきた「オイスカ」という団体の事業でアジア各地から農業技術を学びに来た留学生のみなさんとの懇親会がありました。
今定例会の本会議での速記録速報版が、都議会のホームページで公開されています。
これからの委員会で審査される議案についての言及がある場合もあるので、復習しながら、予習をします。
明日は、中途議決の為本会議が開催されます。補正予算の中でも議決が急がれるものを採決します。
都議会自民党の団総会も開かれるので、常任委員会の経過報告も行われます。そちらの方も予習しなくては…。
夜は地域住民と意見交換をしました。飯田橋交差点の今後について話し合いました。三区に跨がる歩道橋を如何にして活用するか、改善するか、住民の意見と地域の未来像を考え合わせていかなくてはなりません。
今年度最後の補正予算を審議しました。冒頭、MXテレビのカメラが委員会風景を収録に来ていました。午前中は、厚生委員会の取り組みというテーマで各会派別に一分間のコメント収録がありました。
午前中は、都議会防災まちづくり議連の臨時総会が開かれ、木造密集地域不燃化事業についての説明を受けることになっていましたが、最初の十分間だけ出席して資料をもらって退出し、収録をしました。
定例会中は皆が集まっているのでいろいろな会合や、用事が重なります。
久々に出番が来まして本会議で質問に立ちました。大きな項目でいうと四項に分かれて、細目までいうと九問の質問になりました。
今回力が入ったものは、新宿駅東口の耐震化の壁となっていた駐車場問題の前進でした。都内では、大きな建物を造ると車が集まるという前提で、面積に応じて駐車場を設置しなくてはならないという条例があります。但し、一定の条件を満たすと地域限定のルールを策定できるという例外規定もあります。
実際には、なかなか新ルールの策定は難しくて進みが遅いのですが、伝統があるぶん建物が古くなったり、規模が大規模でなかったりして建て直しが出来ないので耐震対策を前面に打ち出して質問をしたところ出来るだけ早く(平成24年度内)に結果を出すという答弁を引き出しました。
質問をすることが決まる前から、地域の状況を説明しながら説得したり、諭されたりしながら諦めずに続けてきた甲斐がありました。今期は、後一度質問の機会があるかわかりませんが、その他の質問も含めて満足できました。
宮崎幹事長が代表質問に立ちました。前日は原稿読みのリハーサルのお手伝いをさせていただきましたが、一時間話し続けるのはかなりの重労働です。
日頃は話し好きな幹事長ですが、自由にしゃべるのと会派の原稿を決められた時間内に確実に読み上げるのは大変です。リハーサルでは、予定時刻より2分ほど早く読み上げられていましたが、本番は更に早く終了しました。
その分の時間は、明日以降の一般質問の制限時間に繰入してもらえます。幹事長ありがとうございました。
三定(第三次定例会)から引きずっていた議長問題が急転直下解決しました。議員が議員らしい仕事をするには、四年間議長しかやらないよりは、一定の期間で交代するのが合理的であるというのが私の見解です。何たって、議長は議会で意見を述べたり、質問をしたりすることが出来ないからです。(無理矢理やれば出来ないこともないが)
さて、都議会の第四定例会の本来の主たる議題は決算認定です。議会構成の変化によって、委員会で否決された決算が本会議で逆転し、認定されました。
但し、ただ単に認定するだけだと委員会で出された意見が反映されないので「付帯決議」を付して採決し、認定されました。議長会派は決算に反対なので、自民党から付帯決議の動議を出すこととなり、第二党からの異例の議事進行を発言しました。マイクは無いので肉声で叫びました。