新 ゆ~ゆ~日記

一生独身を決めた男の自堕落で貧乏くさい日記

仰烏帽子山(のけえぼしやま)

2014年03月12日 | 登山
先日の日曜日に五木の仰烏帽子山に登ってきました。

今回の最大の目的は登山愛好家の間で人気の福寿草。
朝8時に友人に迎えに来てもらい、熊本市内を出発。
9時40分頃駐車場到着。


駐車場はP1~P3まであって、P1とP2はけっこう歩くことになるので当然のごとくP3へ。
しかし、道路をバックしてきて道路脇に駐めてる車があり、道端のオッサンが腕で×印を作ってる。
どうやらP3は満車で駐められないらしく、我々も道路脇に駐めました。

P3。目一杯に駐めて10台チョイくらいのスペースしかありません。


3月1日にここまでは開通しましたが、先はまだ通行止めです。


1kmほど車道を歩いていると、道路を覆う大きな岩。


ここが本来の登山口。仮設トイレが無惨な姿で横たわってます。


なんとカーブミラーが半分以上埋まってました。ここから10時10分入山。


しばらくは沢登りです。


山登りでデブにとって最もツライのは階段。そしてそれに匹敵するくらいの地獄のロープ登りがありました。
画像にはロープが写ってませんが2段階で伝って登ります。足はバランス取る程度で、ほとんどの体重を腕で担うことになり、ちょっとでも手が滑ったら一大事。ほんと命がけです。


途中、遠めにポツポツと福寿草が見えてたんですが、ロープを登りきった先に苦行のご褒美で、やっと間近で拝めることができました。


沢の向こうにあった群生地。もちろんロープの向こうは立ち入り禁止です。言うまでもなく採取も禁止。


夫婦杉。ここから山頂まで90分らしいのですが、デブにはアテにならないので参考程度で。あと、登山ガイドでは80分となってます。マラソン選手並みの体力の人が福寿草など愛でることもなく小走り気味にノンストップで登らないと80分など無理だと思います。


雪を割って咲く、画に描いたような福寿草を発見。


登山道脇にもたくさん生えているようになりました。




仏石との分岐点。ここで小休憩したあと、せっかく来たんだからと、あまり乗り気じゃない友人を説得し、仏石へ向かいました。


仏石。名前の由来やまつわる話など全く知らないけど、近くで見ると圧巻の大きさです。



仏石の麓には福寿草の群生地がありました。


分岐点へ引き返し、山頂へ向かっていると風穴発見。中からは生暖かい湿った風が吹き出ていました。


午後2時、3時間50分かかって山頂到着!!


ここで、友人も山頂の看板の写真を撮ろうとするとカメラを途中で落としたもよう。
友人はこれまでiPodやカメラを落としたことがあり、それらは後から歩く自分が拾ってあげてたけど、今日に限って友人が後から歩くというパターンで全く気付かず。
仏石の所で福寿草の写真を撮ったというので、その間に落ちているのは間違いない。崖下に落ちてなければ帰りに落ちてるかも、ということでとりあえず昼食休憩。
頂上からちょっと下りた風裏でおにぎりを食べていたら、後から5人ほどのオッサンが登ってきたので、途中でカメラが落ちてなかったか訊くけど落ちてなかったとの回答。
仕方なく、誰かが拾って登山口にでもぶら下げてくれているのを期待し、もうしばらく休憩してそろそろ下りようかとしていたとき、先ほどのオッサンに途中で話を聞いたのか、後から来た老夫婦がカメラを拾ってて、届けていただきました。
いやぁ、ダメ元で5人ほどのオッサンにカメラのことを訊いておいて良かったです。じゃないとせっかく老夫婦がカメラを拾ってたのに届かなかったので。

忘れてましたが、頂上からの風景。あいにく小雪舞う悪天候となったので景色が白んでよくわからず。



昼食休憩後、15時10分下山開始。下山中も、もちろん福寿草の写真を撮りました。



今回はかなり時間がかかったので日没間近でようやく18時20分に登山口到着。下りのロープ伝いも苦労し、まさに疲労困憊。
帰りに気付いたんですが、本来あった道路が水害でえぐれてました。


完全復旧までは、まだまだ時間がかかりそうです。

駐車しているところへ着いたのは18時50分で、既に真っ暗。
全行程8時間40分(昼食休憩含む)。
ほんと疲れました。帰りにスーパーで買い物したけど足腰ガタガタでジジイのような歩き方になってましたし、夜中トイレに起きようとしたときも、まともに起きれず歩けず。
こんなに時間かかるのは、たぶんリュックが重すぎるのが要因の一つだと思います(一番の要因は体重…)。次回からは何でもかんでも持っていかずに必要最低限の物しか持っていかず、リュックの軽量化を図りたいと思います。

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