新 ゆ~ゆ~日記

一生独身を決めた男の自堕落で貧乏くさい日記

どーん・おぶ・ざ・でっど

2005年07月08日 | 映画
 先日観た「ショーン・オブ・ザ・デッド」が面白かったので、元となった「ドーン・オブ・ザ・デッド」を借りてみた。
 ジョージ・A・ロメロの名作「ゾンビ」を、CM界で活躍し、本作で劇場映画初メガホンとなる俊英ザック・スナイダーが、よりスピーディーに、よりリアルにリメイクした作品。
 あらすじ「米ワシントン州エベレット。看護婦のアナは、この日もいつものように仕事を終えると愛する夫ルイスと暮らす自宅へ帰り、一日を終えた。翌朝、彼女たちの寝室のドアが外側から静かに開けられる。ドアの向こう側には、隣家の8歳の少女ヴィヴィアンが佇んでいた。少女はルイスが異変に気づく間もなく、人間離れしたスピードで襲い掛かってきた。そしてルイスは絶命してしまう。が、間もなくルイスは息を吹き返し、今度は彼がアナに向かって襲い掛かってくるのだった。何も分からないまま、とにかく必死で屋外へと逃げ出したアナだったが…。」
 
 いや~面白かった!ゾンビが走る走る!これまで、映画やゲームを含めてゾンビというのは、「ア゛~」とか言いながらゆっくりと歩くというのが定番だったが、この映画では、DVDプレーヤー10台限り1000円か高級ブランドバッグ9割引かというくらいゾンビがガンガン全力疾走で襲いかかってきて活き活き(!?死人が活き活きしてるというもおかしな話だな…)してる。
 朝起きたら街が原因不明のゾンビ化状態で、生き残った人達がショッピングモールに逃げ込むというところは「ゾンビ」と同じだが、後はほとんどオリジナルと言ってもいいだろう。
 それにしてもゾンビの素早さもさることながら、ゾンビの数の多さが凄い。ショッピングモールの駐車場に何千人(何千体?)という数のゾンビがウジャウジャと集まってくる様は圧巻。
 果たしてどうやってあの数のゾンビの群の中から脱出するのか?
 うーん。装備を整えて、みんなが一致団結して脱出!とかいう話はいつ観てもワクワクする♪
 僕は血を見ると貧血するほどグロいのが苦手だが、この映画はそれほど酷い描写は無く、血が苦手な僕でもちゃんと観れたし、ホラー映画としてだけではなく、パニック映画としても十分に楽しめる作品だと思う。
 最後に、面白かったのは面白かったのだが、ゾンビが発生した元々の原因が全く分からなかったのと、ラストシーンに不満が残った。