橋本治とナンシー関のいない世界で

「上野駅から夜汽車に乗って」改題
とうとう橋本治までなくなってしまった。
平成終わりの年にさらに改題してリスタート。

東電賠償金のせいで電気代値上げとか、ほとんどホラーだ

2011-04-25 02:19:06 | 東日本大震災

外では、ゴーゴーと世界の終わりのような強風が吹き荒れている。

ただでさえ、余震が続いているのに、この強風。やめて欲しい。冗談じゃない。

うちのボロマンションが風でも揺れる、あまりの音の凄さに窓を明けたら

放射能も入ってきてんのかなあ・・・、それとも風で吹き飛ばされてんのか・・・。

世紀の初めなのに、世紀末みたいな、もうほとんどSFの世界に私たちは生きている。

現実がSFならば、私の行動もあり得なくていいはずだ。

原子力安全保安院の西山さんが、ウナギイヌに似てるなら、私はバカボンのパパでもいいはずだ。

ならば、パパは、電気代払いたくないのだ。

 

出荷停止や風評被害に苦しむ農家のところに、

ビニールハウスの暖房費として東京電力の請求が来たらしい。

 

ずーっと原発反対だった私の電気代が、

東電の賠償金のせいで値上げになるとか、ほとんどホラーだ。

上がった分の電気代は、原子力がクリーンエネルギーだとか言ってた人たちで払ってほしいよ。

 

それとこれとは話が別という人もいるだろうが、

それならば、賠償金の税負担の代わりに、東電が持っている資産を極力放出すべきである。

もっとも大きいのが送電網。

これを独占しているおかげで、電力会社は民間企業であるにもかかわらず、

競争にも晒されず、高い収益を独占することができている。

これは、放送権と並ぶ巨大既得権の代表だ。

 

原子力はコストが安いはずなのに、世界一高い電気代を払わされている日本人。

本当に原子力発電のコストは安いのか?

 

<東電の電気代内訳>

原発の発電コスト+安全確保のためのコスト+

   安全をアピールするための広告コスト(メディア等への接待コスト含む)+

   東電社員の高給(電力ガス業界などインフラ業の平均月収は70万円超)+・・・

   そこに「賠償金コスト」が加わったわけだ。

 

発電コストのほかにかかるコストというのはいろいろある。

コストが安いっていうデータの意味をちゃんと検証すべきである。

 

ほんっと、電気代高いよ!

 

参考:

河野太郎ブログ「ごまめの歯ぎしり」

http://www.taro.org/gomame/index.php

賠償金のための電気代値上げについてのほか、原発問題についての声の上げ方などの記事、要チェックです。


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