橋本治とナンシー関のいない世界で

「上野駅から夜汽車に乗って」改題
とうとう橋本治までなくなってしまった。
平成終わりの年にさらに改題してリスタート。

やめられないとまらない 王様堂千束本店の隠れた名物

2010-10-12 10:27:46 | 谷根千・上野浅草・下町
「王様堂」っておかき屋さん知ってますか?
台東区千束に本店のあるおかきのお店です。


百貨店や高級スーパーマーケットなどにも商品を置いている有名店で、
JALのプレミアムシートである+Jでもお茶菓子として、ここのおかきは使われています。
私は、数年前、JALの飛行機に乗った時に、初めて王様堂のおかきを知りました。

現在、JAL便ではこの「ひじきじゃこ」が出てくるそうです。



私が乗った時は、イカおかきが出てきました。


このイカおかきがとても美味しかったんです。




油で揚げてあるわけじゃないのに、まるで揚げてあるかのようなサクサク感。
おかきって、結構堅くて、お年寄りなどには厳しいものも多いのですが、
これならちょっとくらい歯が弱くても大丈夫な感じ。
かといって、サラダせんべいや、ハッピーターンほどは軽くない。
これまでの食べたことのない絶妙な歯ごたえです。
私も初めて食べたときから、これは、美味い!とファンになりました。

これは一体どこのおかき?と思って袋をよく見ると「王様堂」と書いてある。
憶えやすい名前なので、空き袋をとっておかなくても大丈夫でした。
帰宅してネットでググるとすぐにホームページが出てきて、
本店がうちにも比較的近い千束にあることがわかり、早速行ってみたわけです。

しかし、デパ地下に置いてあるだけあって、値段もそんなに安いわけじゃありません。
丸い大きめのかき餅だと、36枚で3000円ほどもします。
私のような庶民には、これは普段バリバリ食べるにはもったいないので、
母が退院した際の快気祝い、お見舞いのお返しに使わせてもらいました。

ただ、この千束にある本店に行くと、こんな嬉しいおまけがあるんですね。
これは、本店の店頭の写真。


店の入り口のところで、正規の商品の製造中に出てしまった割れおかきを集めて、
お徳用、無選別品として特価で売っているのです。

私のお気に入りは、このお徳用袋で1袋399円。
塩味や醤油味のいろんな割れおかきが混ざって入ってます。



ほかにも、アーモンドかきもちの無選別品や、醤油味せんべいで、
正規品からはじかれた「はじきもち」などいろんな種類があります。
味はもちろん同じですが、値段はぐ~っとお手頃です。



この値段だったら、「やめられないとまらない」でも大丈夫。


いまや、このお徳用おかきはうちの定番お菓子のひとつです。


このお徳用袋は、この千束本店と、おかきを作っている野田工場で季節ごとに行われる


大感謝祭でしか買えないようですよ。





この王様堂本店は、言問通りをはさんで、ちょうど合羽橋商店街と反対側のブロック、


金竜小学校の2、3ブロック北の住宅街にぽちっとあります。


合羽橋や浅草に行かれた時に足を伸ばされてみてはいかがでしょうか。









ところで、話は変わりますが、

王様堂の商品にはお煎餅のように丸いものもあるのに、せんべいと名のつく商品はありません。
全て、かき餅とか、おかきです(小さいものにはあられもありますが)。
なぜだろうと思っていたのですが、これは私の単なる無知だということが分かりました。

せんべいの原料は「うるち米」、おかき、かき餅の原料は「もち米」だったんですね。
王様堂の商品の原材料を見ると、丸いせんべい型の商品にも、
たしかに「もち米」と書いてあります。

ああ、まだまだ知らないこと、気付いてないことはたくさんあります。

とにもかくにも、王様堂のおかきは旨いのでした。

というわけで、正規商品のラインナップ、野田工場の大感謝セールなどは、
以下の王様堂ホームページをご覧になってください。

王様堂ホームページ

正規商品には、特売棚には並ばない
季節限定で二十四節気ごとの季節の旬を盛り込んだおかきもあります。
私が最初おいしいと思ったイカのおかきもそのひとつだったようです。

あと、季節限定ではないですが、
伊勢丹新宿店限定販売で「燻製おかき」というのがあるそうで、
私は今それがちょっと気になっています。

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