橋本治とナンシー関のいない世界で

「上野駅から夜汽車に乗って」改題
とうとう橋本治までなくなってしまった。
平成終わりの年にさらに改題してリスタート。

火鉢クラブ的 東京之夜

2016-05-23 01:38:59 | こじらせ人生

このボロマンションで暮らせるのもあと10日を切った。

6月に入ればじき取り壊されてしまう(アスベスト使用の問題ですんなり取り壊しが始まるかは微妙になっているが)。ここから見える景色ももう見納め。私にとって何よりの宝だった。スカイツリーの横に上がる小さな隅田川花火。寝転んでオリオン座流星群も見た。明け方国際宇宙ステーションも見えた。そして今夜は今日4周年を迎えたスカイツリーの横に満月を眺める。

震災以降はひび割れ、あぶなっかしくて人も呼べないボロ家だったが、それがかえって秘密基地のようでもあった。ここ一年は他の住人も順に出て行き、最後は私だけが残っていた。

いい歳して、秘密基地とか、子供みたいなことばかり言ってるから、私の人生どこまでいっても安定しないんだろう。私が男だったら、もう少しは”痛く”ないんだろうけど、こういうのが好きなんだからしょうがない。結局、次の引越し先も生活の利便や安心よりも景色を優先してしまった・・・。

上野のお山のボロマンション。12年間ありがとう。
(ちなみに写真に写ってるのは友人です)


おもったとおりだよ・・・またまたSTAP現象確認とな

2016-05-15 20:56:00 | がん徒然草

ドイツの大学がSTAP現象の確認に成功したんだそうだ。

その記事: http://biz-journal.jp/2016/05/post_15081.html

論文:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0006291X16303448

STAPやiPSは再生医療よりがん治療つうか、がん細胞の性質を知る上で有用ってことはこれらが幹細胞研究ってことからも一目瞭然なのに、なぜかメディアはそっち方面の注目の仕方をしてなくて不思議だったのだわよ。
のんきながん患者としては(私のことです)、こういう方面でSTAPは注目してて、体の中で自然にSTAP現象起こすにはどうすればいいのかしら・・・とか日々思ってるわけでございます。まあまだオカルトの領域かもしれませんがw 

とはいえ、ちょっと問題起こるとすぐに幕引きしてしまう日本って終わってる・・・


大どんでん返しか!?不動産業界の裏を勘ぐる 引っ越し顛末記2

2016-05-10 03:30:35 | こじらせ人生
引っ越しの顛末続報。
なんと、せっかくボロマンションに決めようと腹をくくったのに、今日思いもかけない事が起こった。

土曜日午後に大元の管理会社(元付けというらしいが)に確認して、空いてますよと言ってた浅草の賃貸物件。この元付けの管理会社、この日はたまたま電話が通じたものの、営業日ではなかったようなので、月曜日朝にあらためて仲介会社から連絡してもらったら、なかなか連絡が取れなかったらしく、夕方やっと連絡が取れたと思ったら、なんとなんと、土曜日に空いていた部屋に今朝申し込みが入ったという。あんなボロいマンションにそんなことがあるのか?と思って、それは私たちの申し込みと勘違いしてるんじゃないのか?と聞いたら、仲介会社はそうではないようだと言う。私は5階の部屋を希望していたのだが、それは今朝埋まって、3階の部屋は空いているとの事。ほんとかよ!?

本当に偶然で運が悪かったのか、仲介会社がまじめにやってなかったのかは分からない。3階は空いてるというが、3階は大抵窓の前に高圧線があり、私はこれまで高圧線が窓の前にある部屋は断って来た。もし、ここも目の前にあったら、私はそれを断ると思う。しかしそうなると、今入れそうな部屋というのはその仲介会社がずっと最初から勧めて来ていた、エレベーター無しの4階で、もう何ヶ月も空室になっている部屋だけになる。

昨日ブログに書いた、もうひとつの候補だった設備の整ったマンションというのも、ボロマンションに申し込むということにしたため、申し込みをとりやめてしまっているし、現時点での選択肢はその仲介会社一押し物件しかないのだ。新しく部屋を探すには、現部屋退去を約束した5月末までには日数も厳しいし・・・。

これは本当に偶然なのか、はめられたのか・・・。
もちろん、それは明日以降、元付けの管理会社に問い合わせればわかることだし、問い合わせれば分かるのに嘘はつくまいとも思うが、なんだか解せない。

というのも、最後の最後に残った物件というのが、よくよくこれまでの仲介業者の発言を思い返してみると、かなり業者に都合の良い物件のようなのだ。

業者によれば、この物件は「大家さんと直接交渉できる物件」とのこと。つまり、元付け管理会社のように仲介手数料を100%受け取れる物件という事になる。さらに、なかなか決まらない部屋の場合、大家さんが広告宣伝費として家賃の1ヶ月分ほどを払ってくれる場合があるらしく(これをADというらしい)、この物件はその可能性が高い。というのも、ネット検索してみるとわかるが、この物件の元付け業者は他にもいるようで、そうした業者のサイトには、この物件は仲介手数料50%オフもしくは無料と書かれているし、今回の仲介業者もこの物件は手数料サービスできますと言っていたからだ。なぜ仲介手数料を無料にできるのか?それは、前述したように、大家からの広告宣伝費が別に出ているからなのだ。つまり、客には手数料を少しサービスするといいながら、ぜんぜん損してない。むしろ、契約が決まれば1ヶ月分+αの収益があがる仲介業者にとっては優良物件なのだ。しかし、客にとっては、大家が宣伝費を払う程の「決まらない物件」であり、人気のない物件に入った事になる。

現在、私の目の前に最後の選択肢として残されたエレベーター無しの物件は、エレベーターが無い4階ということと、ベランダが北向きで屋上が使えないということを除いては、部屋の設備は古めなものの、そんなに嫌な感じの部屋ではない。シンプルで、間取りの感じは良い。かつて、一瞬はここでもまあいいかとも思った部屋だ。しかし、当初から、なにか仲介業者がここに入れたがっているという思惑を感じ、それに易々と乗る事を良しとしない気分が働いて、ずっとスルーして来たのだった。

そして、ここに来て、さらにボロいマンションに決めると腹をくくったところで、どたんばの「申し込み一歩遅かった」との報告。そして、残ったのはそのエレベーター無しの物件。
仲介業者の画策を疑ったとしてもおかしくはない気もしません?
わたしの勘ぐり過ぎかなあ・・・。

近年の不動産業界では元付けの不動産屋の物件情報をいわゆる仲介会社が共有して、仲介のみやっている。なので、情報が又聞きになり、時には仲介会社の思惑で情報操作されることもある。すでに契約済みなのに、まだ募集をかけているかのごとくに情報が出ていて、結局、別の物件を紹介される、いわゆる釣り物件などはその代表的なものだ。

今まで、とある仲介会社の兄ちゃんが何件かの内見につき合ってくれていたので、私が直接大元の管理会社を見つけてやりとりできる物件でも、義理立てして、そこを通して契約してあげようと思い、今回の件でもそのようにしていた。しかし、土曜日、仲介会社は大元の管理会社と連絡がつかないという。しかし、もう時間も無いし、はやく空室かどうかだけでも知って、もし埋まっていたら、週末また別の部屋を探さねばと思い、私自身もそのあと管理会社に電話してみたのだ。すると、なんか休みっぽかったけど、店の人が機嫌悪そうに電話口に出て、嫌々「空いてますよ」と教えてくれた。よし、じゃあ契約だと思ったが、やはり私は、仲介会社に義理立てし、「分かりました。空きだけ知りたかったんで。空いてるってことだったら、検討して、またあらためて連絡します。」といって電話を切った。で、仲介会社に連絡し、「空いてると言ってるから、進めて下さい」と言ったら、月曜日の今日、なんと「今朝決まった」という返事なのだ。

いろんなことが考えられる。
①本当に、今朝その部屋に申し込みがあった
②元付けの会社が仲介に入られて手数料収入がとれなくなるのを
 いやがって、わざと申し込みがあったと嘘をついた。
③仲介の会社が、自分の会社に有利な物件に入れようと、
 私の希望の部屋はすでに申し込みがあったと嘘をついた。

②③は考え過ぎなのかもしれないが、
実際のところはどうなのだろう?
やはり私はこの部屋と縁がなかったのだろうか?
新月の夜に結構考えて決断したのに・・・。
それとも3階の部屋でがまんしとけということか?

さあ、もう5月も10日となった。
本当に私は5月中に引っ越せるのか?!

ほんとにこんなもん書いてる場合か!
明日は出かける用事があって引っ越し片付けもできない。
部屋は見つからない・・・。
もう投げ出したいぞ!!

ボロマンションと屋上の誘惑〜引越し顛末記1

2016-05-08 19:50:29 | こじらせ人生
結局、また築年数が自分の歳に近いおんぼろマンションに引っ越そうとしている。今度はもうちょっと人を呼べるようなところにしようと思って候補をあげていたのだが、最後の最後、どうも私には似合わない気がしてやめてしまった。こんどは閑静な住宅地でも無いので、朝の鳥の鳴き声や近所の桜並木も無い。ベランダも無い。風呂やトイレも最低限の設備。風呂にはなんと換気扇もついていない。洗面台も無い。なぜそんなところに住むのかといえば、一番の決め手となったのは、最上階で、そこから階段でつながる屋上を物干しに使っていいと言われたことだ。その屋上には藤棚みたいな鉄の物干し台と小学校の校庭の水飲み場みたいな水場もついていて、洗濯のみの利用ではあるが、夏には物干し台に釣り忍と風鈴くらいぶら下げたところで怒られはしないだろう。

同時に迷っていた部屋は地下鉄の駅から2分、今時のタイマー付きの広くて窓のあるお風呂。ウォシュレットトイレ、オーブン作り付けのシステムキッチン、部屋も明るい、しかしベランダは狭くて北西向きという物件。この部屋は、ボロマンション付属の屋上に負けた。この駅から2分の部屋も、立地と設備の良さ、窓の多さから考えたらかなり安い物件だったと思うのでちょっと惜しいのだが、ボロマンションとの差額と屋上の存在を考えて諦めることにした。

こうした普通の物件では、「屋上は共有部分だから使えるとか考えないでください」と言われ、そういう時の不動産屋の私に対する目は、面倒な人、変わった人、そんな感じなのだ。共有部分だったらみんなで使えばいいじゃないと思うけれど、なにか面倒が起こった時のことを考えると、どうしてもその前に、使わないほうがいいとなってしまうのだろう。

そういう「常識」に辟易して、私のような「非常識」な人間が東京で暮らすのならば、そういう社会のエアポケットに暮らすしかないのだろうと腹をくくった。坂口恭平に共感してるんだから、これは当然なことなのだが、やっぱがんホルダーで、体休めたほうがいいんだから、生活からストレスはとりのぞきたいという思いが、これまで私を日和らせていた。でも、何がストレスになるかは暮らしてみなければわからない。それに、普通に暮らすことにどれほどの面白さがあるのか?そんなことを考えてしまう私は、やはり変な物件に住んだほうがいいんだろうとも思った。

もはやアラフィフ、独身、仕事だって安定しない、さらにがんホルダーで、住宅ローンはまだ十年続く、などなど、いわゆる「普通の幸せ」など望むべくも無い私だ。もう「おかしな幸せ」にたどり着くしかない。「非常識」に生きずしてどう生きるのだ。極論すれば、サバイバルするとは非常識に生きることではないか。

そのボロマンションの換気扇の無い風呂はカビが生えるかもしれない。カビを生えさせないための努力が必要だ。しかし、近所には深夜1時までやっている銭湯もある。換気扇設置を大家さんに掛け合ってもいいかもしれない。部屋の広さも予定よりちょっと狭くなって、今の広い部屋から考えたら、どんな生活になるかまだ想像もつかないが、とにかく屋上にあがれば、広いシーツも大判のバスタオルも燦々と輝くおひさまの下にのびのびと干せる幸せは味わえる。私の中の幸せな風景のひとつが、青空の下、シーツをはためかせながら干す風景なのだ。夕焼けを見ながら洗濯物を取り込み、しばし暮れ行く空を眺める。

今回の引越しは、東京の都心でこれが実現できるだけでも良しとせねばならないのかもしれない。それに、多分ここ、部屋からでも隅田川の花火見えるんじゃ無いかなあ。

住処をつくる、もしくは選ぶということは、そこに自分の生き方があらわれる。自分が普段語ってる哲学みたいなものとか、私だったら「火鉢クラブ」で言ってることなんかだが、それがどこまで本気なのかが試される。そういう意味では私もぜんぜん筋金入りでは無いし、便利さに日和ってしまう時もあるが、まあ私の周りで、こんな部屋に住もうなんて人は皆無だと思うし、あまり筋通し過ぎて苦しくなっても本末転倒だ。そこらへんもゆるーく快適な暮らしとは何かを探りたい。

でも、この半月ほど部屋探しをして、私自身、本当に求めている暮らしとはどういうものなのか、いろいろ考えさせられた。無意識の部分を掘り起こしていくと、また違ったものが見えてくる。理想の家というのはあっても、この東京にあってそれをそのまま実現することなど、夢のまた夢。それに、街と切り離された家としての理想は、快適な暮らしをあらわすものとは言えない。本当に快適な生活への模索はまだまだ続きそうだ。

今、ボロアパートを見違えるように・・・みたいなベージにはまっている。

次は家賃と収入について書くかなあ・・・

 

家探しと谷根千バブル?

2016-05-06 03:35:09 | 谷根千・上野浅草・下町
今住んでいるボロマンションが取り壊されることになり、今、次の住処を探している。
家探しをしているといろんなことに出会う。

先日、谷根千の某所を歩いていると、
「店舗付き住居。詳細は隣の○○まで」
という張り紙が目に付いた。1階に土間の店舗2階住居の物件。
先日、オープンルームになりそうな倉庫物件に出会って、火鉢のある部屋のディスプレイをして火鉢クラブの拠点にしたいというアイディアが膨らんだが、結局おじゃんになったという出来事があった。以来、その思いはくすぶり、こうした物件には反応してしまうのだ。本気で借りる気は無かったが、もし思ったよりも安かったら・・・という思いもあって、「隣の○○さん」のピンポンを押した。

人気のエリアだが、裏通りの古い小さなアパートを改造した小さな間口半間ほどの物件。2階の住居部分の広さはわからない。張り紙には広さや設備、家賃など何も書かれてなかったので、聞いてみることにしたのだ。

私「すいません、張り紙を見たんですが、
この物件、広さとお家賃はどのくらいのものなんでしょうか?」
大家「何の商売やりたいの?」
私「商売というか、1階はギャラリーみたいなものを・・・」
大家「予算は?」
私「お家賃はおいくらくらいなんでしょう?」
大家「予算のない人に説明しても時間の無駄でしょう」
私「・・・」
大家「どのくらいだせるの?」
全然出せないけど・・・家賃知りたいから、適当に言ってみることにした。このまえ千駄木の30平米くらいの店舗が13万くらいで出てたのを見かけたので、15平米くらいとおぼしきこの物件なら、上の階と込みで考えて・・・
私「例えば、20万くらいならどうなんでしょう?」
大家「話にならないわよ。住居は3部屋もあるんだから、そんなんで借りられるわけないでしょ。予算のない人に説明しても時間が無駄なのよ。」
3部屋もあるのか!外から見てもわからんから聞いたんやないか!それなら最初から張り紙に書いとけよ!
★住居部分3K快適な広い住まいです
とかなんとか書いてあれば、それなりに高いだろうと想像つくし、おばはんの時間とらせんで済むわ。
あー、感じ悪。

まあ、本気でここを借りたい!と思いを定めて聞きに行っているわけじゃない私も悪いが(本当は悪いなんて思ってないけど)、こんな応対はないんじゃないのー、と、カチンときた。

そもそも昔はただの住宅地だった裏道で、アパートとしては価値が低かったはず。それが、いろんな人たちが谷根千を盛り上げてくれたおかげで、おばさんの不労所得が増えとるんやないか。
そういうおこぼれ以上のものに預かってるんだから、ちょっとした冷やかしの問い合わせに対応するくらいのことやってもええんとちゃうん!?

昨日、0円ハウスの坂口恭平のトークライブに行ったこともあって、土地の私有によってあぶく銭を手にするおばさんの高飛車な口調を思い出すと、無性に腹が立つ。土地の私有が云々という話はここですると長くなるので置いとくとして、この出来事は、引っ越し先を探す私が、谷根千を離れることの背中を押した(今も正確には谷根千じゃないけど、今の家の前は根津、その前は池の端、その前も根津に住んでた。大学卒業以来だ)。

今まで、商売をやめたお年寄りや、古い家を持て余していた人が、何か新しいことをやりたいが、資金はあまりないという若者に格安で物件を貸すことで、この辺りはある種の文化の発信地のようになっていた。今でも、「実はあまりおおっぴらに言えないけど、ここ○○万円で借りてるんです・・・」などと、安い家賃で物件を貸してもらっている話も聞く。先日のあの高飛車なおばさんのような人は特殊なのかもしれないし、谷根千がブームにならなかったら、あの人もあんなに高飛車にはならなかったろうと思う。

そんな谷根千は近年、企業資本の店が増え始めている。そのおばさんの持つ店舗にもそうした店が入っていた。結局、街の人気が出ると、家賃が上がって、安定してお金のある人しか物件を借りられなくなる。そして、街はつまらなくなっていく。

かつて魅力的だと思っていた代官山や表参道。表参道ヒルズなどは、分厚いガラスに閉ざされたブランド物の要塞。店の裏で熱い思いを抱いて、ものを作ったり、商品をセレクトする個人の姿が見えなくなって、まったくつまらない街になってしまった。

そして今、谷根千バブル。

凋落の道をたどりつつあるテレビが、制作予算が低下したために、予算のかからない「散歩番組」をやたら放送する。そのことが谷根千にさらに人を呼び込んでいる。テレビに出たというだけで、どうということもない店に行列ができていたりする(いや、ほんと最近は休みになるとどこでもここでも行列してるのです)。

静かな街に住みたいとかいうのは、私のわがままだし、商店街の人々が潤うのはいいことだ。でも、それに便乗して、そこの土地を持っているというだけで、高飛車な態度で不労所得で荒稼ぎするのはどうも解せない。早くバブル弾けちゃえよと、寝る前に呪文唱えそうになる(笑)。

町おこしってなんなんだろう・・・。
ちょうど良いあたりで安定すれば良いけれど、世の中そううまくはいかない。誰かが儲かれば、我も我もとなるのは人情。

それが飽きられた時にどうするか。
潮が引いたらさっさと出て行く企業の抜けた後に、何が生まれるのか…。ちょっと気が早すぎるか…。

実際、谷根千はまだ言うほどは大企業が進出しているわけじゃない。兆しである。まだまだ小さな面白い店も生まれているし、居心地の良い店もたくさんある。だからこそ、ずっと、そういう人たちが商売しやすい場所であって欲しいと思うのだ。とかいって、バブってるからもう嫌だとかって、町を出て行こうとする私の方が薄情なのかもね。

もう半月以上賃貸物件を探し続けているが、家を探しながら街を歩いているといろんなことが見えてくる。
見えてくるのは良いが、自分の家がまだ見つからない。
ちょっと真剣に考えろよ!と、自らを鞭打つのでありました。

住処のこと、火鉢クラブVOL.2のテーマになりそうだ。