橋本治とナンシー関のいない世界で

「上野駅から夜汽車に乗って」改題
とうとう橋本治までなくなってしまった。
平成終わりの年にさらに改題してリスタート。

菅原文太のカブ

2013-11-10 13:17:21 | Weblog

上野のデパ地下で、閉店前の特売のカブを買って来たら、菅原文太の作ったカブだった。

家に帰って、冷蔵庫に入れようとして気付いたのだが、最初は同姓同名?と思って、ラベルに書いてある「竜土自然農園おひさまの里」でググると、菅原文太が出てきた。

今や文太は山梨県の北杜市で「仁と義と辛抱で野菜を作る!」人だった。

本当に売るほど作ってるんだなあ…。「代表:菅原文太」の文字がまぶしい。

野菜の通販はやっておらず、お店やレストランでの出会いを待つしかないようだ。

でも、通販で直接買うより、お店でこうして出会った方がなぜか嬉しい。たまたま出くわしたという嬉しさもあるが、お店で手に取るということは、仕入れて来た小売店の人と、野菜セレクトの基準が同じだということ。価値観を共有していると感じることができる。文太を介して、お店の人と会話しているような気分だ。

ところで、文太の野菜のラベルには「化学農薬・化学肥料は一切使っていません」と書いてある。f1種のタネの問題にも詳しい文太だから、嘘は無いに違いない。

早速、塩と鷹の爪だけでもんで、塩揉みにする。

ほんのり甘い実の部分。葉の茎の部分はちょっとハーブっぽい風味もある。これは美味しい。塩の味まで一緒に丸くなっている。ちょっと出汁を入れたような気さえする(入れてませんが)。これが野菜本来の味なんだろう。

ほかの野菜もちょっと探してみよう。

でも、夕方タイムセールス超特価でカブ1個50円。通常価格はいくらなのかがちょっと気になる。少しお高そうだ。通常価格が平気で買えるように、しっかり働かねばならない。とりあえずは夕方タイムセールス常連として、夕方伺わせていただきます。