橋本治とナンシー関のいない世界で

「上野駅から夜汽車に乗って」改題
とうとう橋本治までなくなってしまった。
平成終わりの年にさらに改題してリスタート。

我はいかにしてツイッターで仕事を辞めしか~その2~

2010-02-23 15:20:55 | ツイッターで仕事辞めました~その後
2月20日アップ その1から続き>>>

 《ツイッター再開への道》

正月休みは、掃除だけで過ぎていった。
今の仕事を辞めるために、具体的な計画を練らなければと思っていたが、
考えはまとまらないまま、鬱っぽい気分で、
身体もだるくなんとなく10日間が過ぎた。
仕事を辞めることは去年の夏頃から考えていたにもかかわらず、
なかなかいろんなことを実行に移せず、
袋小路に入ったような気分になっていたのかもしれない。
これまで、日々の忙しさに追われて意識に上らなかった不安が、
正月休みに入って一気に吹き出したのだろう。

そして、何の進展もないまま、
次に、ツイッターという言葉を聞いたのは、1月4日。
鳩山総理が始めたというニュースが報じられ、
谷垣さんが「私はつぶやかない」と言った記念すべき日だ。
政治家がツイッターをやることの是非が語られ、がぜん興味が湧いて来た。

そういえば、オバマ陣営も選挙でこのツイッターを活用したはずだ。
報道の現場にいて、オバマ就任式には、冬休みを投じ自費で駆けつけた私が
(もちろんチケットは取れず、遠―くで見てましたが)
ツイッターにこんなに疎くて大丈夫か、と突っ込みながら、
そして、去年の年末に聞いた、
『ツイッター面白いらしいよ』の言葉を思い出し、
ツイッターを再開してみようかと思った。

とにもかくにも、鳩山由紀夫ツイッター開始の翌日1月5日、
私の第二のツイッター人生が始まった。

メモっておいたIDとパスワードを確認し、ログイン!
使い方はまだ勉強していない。
とりあえず、昼だったので『昼休み』とつぶやく。

手元には、新書「ツイッター社会論」「ツイッター140文字が世界を変える」
とりあえず、字が少ない後者をマニュアル代わりに読み始める。

「フォロー」という事を知るが、誰がツイッターをやっていて、
どうやったらフォローできるのかわからない。


 《『フォロー』と『返信』の発見》

とりあえず、「友だちを検索」をクリックしてみる。
そして、その中の「おすすめを見る」を開いてみたが、
既に莫大なフォロワーを擁するツイッターセレブの顔ぶれにはあまり惹かれない。
そこで、ふと思いついた近所のショップの店名を友だち検索の窓に入れてみたら、
なんとツイッターをやってた!早速フォロー。
近くのラーメン屋のラーメンが好きだとつぶやいてたので、
「今度行ってみます」と返信しようとして、返信方法を探る。
カーソルを適当に動かしてたら、
つぶやきの右下に『返信』という文字が現れた。

おー、早速クリック。

つぶやき窓には、相手の@アカウントに返信しますと出てくる。

おー、簡単だあ!

で「今度行ってみます」と返信。

すると、しばらくして「海の家みたいな味で、また行きたくなる」旨の
返信が帰ってきたんですねえ。
知ってる人からとはいえ、なんだか繋がってる感を感じて、
ちょっとほっこり。

一人暮らしというのはご近所づきあいが希薄で、
私のようにテレビの仕事なんてしてて帰りの時間が遅いと、
地域社会を感じる事はほとんどない。
このところ、近所に若い人が始めた小さなお店が増えてきて、
そういう店に顔を出して、ちょっとだけお話しなどするようにしているが、
まだまだご近所さんの域には達しない。
せっかく、谷中根津千駄木いわゆる谷根千に近い地域に住んでいるのに
もったいないよねえ・・・なんて、小さな幸せを感じつつ、
ツイッター再開翌日にして小さな喜びを感じることができたのであった。

しかし、私はまだまだ、このツイッターとは何かを理解してはいなかった。

その3へ続く>>>