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ごろりんブログ

雫石鉄也のブログ

2023年の阪神タイガースをふりかえる

2023年12月01日 | 阪神タイガース応援したで
 ワシは長年神戸市民やけど、生まれは甲子園がある西宮や。西宮市川添町がワシ出生の地や。東から風が吹いてくると甲子園の歓声が聞こえてくるところや。そやもんで幼少のみぎり阪神タイガース菌に感染したらしい。不治の病「阪神タイガースファン」になってしもうた。まったくもって困ったもんや。
 生れて、ん十年阪神が強うても弱くても(弱いことのほうが多かった)応援してきたが、今年ほど応援しがいのあった年はないやろ。なんぼ強うても、関ケ原や天王山で負けて3位、せいぜい2位。蛇足シリーズに出れても敗退。日本シリーズに出れたと思うたら4連敗。でも、ま、これが阪神や。ええとこで期待を外してガックリするのが阪神ファンの醍醐味ちゅうもんやと思うとった。
 それが今年はぶっちぎりの優勝。9月の勝負どころで広島に3連勝して引導を渡す。蛇足シリーズも4連勝。実にスムーズに日本シリーズに駒を進めた。その日本シリーズでもオリックスとフルで7戦までして、実にけっこうな日本シリーズやった。今年の阪神タイガースはワシは充分に楽しまさせてもらった。
 なんで、今年の阪神はこないに強かったのか。野球は勝負事である。勝つためには負けへんことや。勝負事はミスした方が負ける。今年の阪神は、相手のミスは確実に点にする。自分のミスを相手の点にしない。これに尽きるのではないやろか。今年の阪神の打力は他チームと比べて凡庸なものだ。3割バッターはおらへん。ホームラン王も打点王もおらへん。それでも得点はセリーグで一番や。相手からすると、今年の阪神ほどイヤなチームはないやろ。足の速い近本中野が1,2番におって、ちょっと油断すると盗塁して得点圏に走られる。4番に出塁率の高い大山。5番にそれなりにホームランを打つ佐藤。クリーンナップを押さえてやれやれと思うたら8番に木浪がおる。
 で、ピッチャーは10勝したピッチャーが3人もおるし、救援陣は強力。こりゃ優勝してあたりまえや。
 前監督の矢野は選手を信頼してなかったのではないやろか。そやから守備位置、打順をころころ替えよった。あげくのはてにシーズン前に「わしゃ今年で辞める」こんな監督やったら優勝するはずないやんか。岡田は矢野と違って選手を信頼しとったんやろ。そのかわり岡田さんは信頼に応えへんもんは主力野手であろうがエースピッチャーであろうが斟酌なしでファームに落とす。
 アメリカシリーズなのにワールドシリーズなどと誇大虚言なアメリカ野球で一番になったテキサス・レンジャーズ。われこそは世界1やと思うてんのとちゃうか。オリンピック、WBCで世界1になった日本の野球。その日本の野球で1番になった阪神タイガースこそ世界1とちゃうやろか。こらレンジャーズほんまの世界1はどっちか決めよやないけ。かかってこんかい。甲子園で待っとるで。お~ん。

2023年阪神タイガースMVP
投手 全員
野手 全員

阪神タイガースが優勝しました

2023年09月15日 | 阪神タイガース応援したで
 阪神タイガースが優勝しました。この三次元空間に存在するすべての阪神タイガースファンのご一同さまにおかれましては、まことにおめでとうございます。小生は兵庫県西宮市川添町にてこの空間に実体化しました。この川添町から4キロほど離れ場所に甲子園があります。この甲子園から流れてくる風の中にMM-88に負けない凶悪なウィルスがいたのです。小生は出生と同時にこのRO-49ウィルスに感染したのです。こうしてRO-49に感染した小生は阪神タイガースファンになったのです。
 1985年、2003年、2005年と今まで3度の阪神タイガース優勝という慶事を経験しました。それがこのたび4度目を経験しました。実にうれしいことであります。
 きのうは喜楽館で落語を楽しんでいそいそと帰宅してゆっくりテレビを観ました。場所は甲子園、相手は巨人、放送はサンテレビとこれ以上ないシチュエーションで勝って優勝を決める。これに勝る喜びはありません。 

にうりや虎日記 その1

2023年04月24日 | 阪神タイガース応援したで
 ここは阪神電車青木駅にほど近い居酒屋「にうりや」でおます。阪神沿線という場所がら、常連に阪神タイガースファンが多いです。今夜も阪神ファンどもがやってきます。
「大将、酒や」
「へ、何にするんや」
「そやな。にわさめ」
「へい、にわさめ」
「お、せーやん」
「きいこ、もうきとんかいな」
「阪神やけどな、監督が岡田になってようなったな」
「負けるけどなんとか貯金を持っとるな」
「青柳と佐藤があのていたらくや。それに守護神役の湯浅がWBCの後遺症。あと1本でえへん病はあいかわらずや」
「それでちょいちょい負けるけど、今年の阪神は納得のいく負け方やな」
「うん。岡田はんやったらなんとか貧打病をやりくりしながらAREするんちゃうか」
「そやなエラーせんようになったし」
「大将、にわさめもう一本」

はてな虎日記 その1

2023年04月11日 | 阪神タイガース応援したで
 ここは阪急御影駅北側の小料理屋「はてな」美人の女将入谷千鶴ねえさんが一人でやっております。千鶴姐さんが大の阪神ファンなので、夜な夜な阪神ファンがやってまいります。
「こんばんは」
「あら玄白先生。いらっしゃい」
「甚兵衛さんは」
「いらっしゃってますよ。いま、おトイレ」
「お、でてきた」
「女将、今日のおすすめのお酒は」
「秋鹿の歌垣純米吟醸が入ってます」
「それをもらおう」
「ワシも」
「玄白さん、阪神、調子よろしいな」
「うん、ま、そうゆうてもええかな」
「5勝2敗1引き分けの2位なんやから、ええでしょう」
「しかし、ことしアレをやるんやったら、ヤクルトを倒さなあかんでしょう」
「しかしDeNA相手にやったら6点取るけど、ヤクルトが相手やったら、内野ごろか犠牲フライで1点取るのがやっと」
「ちょっと、こういうモノが入りました」
「なんやこれ」
「のれそれです」
「ワシ、高知で食べたことがある」
「なんですか」
「あなごの稚魚です」
「どれどれ」
「お。うまい」
「阪神やけど、ピッチャーはようがんばってますな」
「そうですな。もっと点取ったらな」
「近本、中野、ノイジー、大山は仕事しとる、それでなんで点が取れませんのやろ」
「5番やね。佐藤」
「そうですな。佐藤、どうしましょうかね」
「こまりましたな」
「女将、おちょうし、もう1本」



2023年の阪神タイガースはどうかな?

2023年03月28日 | 阪神タイガース応援したで
 やれやれ、WBCの騒ぎも静まってきた感じ。なにはともあれ日本代表チームのみなさんにはおめでとうといわせてもらう。小生「侍ジャパン」といういい方は違和感がある。日本の国名は「にほん」「ニッポン」というのだろう。ジャパンはあくまで外国人が日本に対していっているいい方である。外国人がいっているいい方をなぜ日本人の私たちがいうのかよく判らん。日本人はアメリカのことを米国といってるけど、アメリカ人が自国のことを米国というか?「侍ジャパン」というのならアメリカ人自身がアメリカ代表チームを「カウボーイ米国」というか?
 それはさておき、中野、湯浅両名がケガなく無事にタイガースに復帰したことはなによりである。WBCを観戦してて思ったのだが、大山、佐藤がいないことがさみしい。村上、岡本、牧たち他球団の4番バッターたちは活躍してホームランも打っている。彼らの活躍を見て大山、佐藤の両名の今シーズンでの奮起を望む。
 大谷が決勝戦の前の円陣で「憧れるのをやめよう」といった。そのとおりだと思う。その大谷もそうだし、ダルビッシュ、吉田といった日本のプロ野球でスターになった選手たちはアメリカに行ってしまう。(大リーグとはいわない。それが大リーグならこっちは小リーグか?メジャーともいわない。こっちはマイナーか?)
 WBCで優勝オリンピックで金メダル。これで日本のプロ野球は実力は世界1であることが判った。これはひとえに選手、監督コーチといった現場の人たちの努力の賜物である。これからはアメリカの選手たちが日本のプロ野球に「憧れて」来るようにプロ野球の運営経営に携わる者が努力しなければならならない。
 さて、阪神タイガースである。今週の金曜日には開幕だ。楽しみ。去年と比べて一番変わったところは、いうまでもなく監督。矢野から岡田に替わった。この監督の交代が今年の阪神タイガースの一番の補強といっていいだろう。矢野前監督は不可解な選手起用が多かった。主戦投手、クローザー、正捕手、クリーンアップといった勝ち負けに直結するポジションの選手は固定すべきだと思う。矢野前監督はその大切な部分を触りすぎた。エースピッチャーは青柳。これはいい。クローザー守護神、2021年のスアレスはあまりに頼りになりすぎた。それの後遺症から固定できなかった。かってJFKを構築した岡田監督に、この部分は期待しよう。正捕手、これは梅野に固定して欲しい。
 クリーンアップ。これが一番の問題だ。大山、佐藤がWBCに出ていた各チームの4番ほど打っていたら阪神は優勝していただろう。この点の矢野前監督の触りすぎの悪影響が出た。この二人、守備位置打順がころころ変わった。あれじゃ守備も打撃も中途半端になってむべなるかな。佐藤3番3塁、大山4番1塁で一年間通して欲しい。
 外国人選手で残留は救援投手のカイル・ケラーだけだ。これでいいんじゃないか。昨年は8人もの外国人選手。多すぎである。阪神タイガースはこのところ韓国リーグから外国人選手をひっぱってきて失敗続きであった。韓国で三冠王のロサリオ、ロハス、韓国で20勝のアルカンタラ。韓国野球の実力はこたびのWBCで判っただろう。日本のプロ野球と比べてずいぶん格下。そんなところで活躍したって日本のプロ野球では通用しない。阪神も懲りたことだと思う。

阪神タイガース2023年開幕スタメン予想

1番 近本 センター
2番 中野 2塁
3番 佐藤 3塁
4番 大山 1塁
5番 ノイジー レフト
6番 森下 ライト
7番 小幡 ショート
8番 梅野 キャッチャー
9番 青柳 ピッチャー

2023年セリーグ順位予想
1位 ヤクルト
2位 阪神
3位 DeNA
4位 中日
5位 広島
6位 巨人

2022年の阪神タイガースを振り返る

2022年10月26日 | 阪神タイガース応援したで
 2022年の阪神タイガースをいいあらわす最も適当は言葉は「宝のもちぐされ」だろう。最強な投手力を擁しながら、借金チームとなった。それでも3位に滑り込んだのは下位球団がだらしないからだ。特に巨人がだらしなかった。
 小生の理想の展開はこうだ。巨人は常に阪神の少し上にいて、秋風が吹くころ、できれば最終戦で巨人を少し上回り、阪神優勝、くやしがる巨人ファンにべろべろバーしながら蛇足シリーズにのぞむ。下剋上をたくらむ巨人を返り討ち。日本シリーズの相手はオリックス。できれば阪急ブレーブスの復刻ユニホームを着て阪神の相手をして欲しい。かんべむさしが「決戦!日本シリーズ」を発表して48年。悲願のイマズ線シリーズを見たいもんだ。
 さて、開幕で大こけした。9連敗。ヤクルトとの開幕戦でリリーフ失敗したケラーのせいとなっているが、ケラー一人の責任ではないだろう。投手が打たれれば打線がそれ以上に点をとれば問題ないが、その打線が貧打で点が取れない。点を取っても、エラーして相手に点を取られれば負ける。こう考えると、阪神タイガースがアレをめざすための改良点ははっきり見える。
 ヒットはたくさん打ってる。安打数で相手にまさっても勝負で相手に負けた試合が多くあった。打線の最初の方を打つ、中野、近本は塁に出て役割を果たしている。盗塁して得点圏に進み、あと一打で得点というシーンがなんどもあった。では、だれが悪いのか。クリーアップの3人である。特に大山、佐藤輝の二人がもう少し勝負強ければ、得点が入っただろう。現に大山が調子良かった交流戦は好成績をおさめた。大山があの時期の大山で年間打てばアレができるだろう。得点さえ入れば強力なリリーフ陣で逃げ切れるだろう。
 今年の阪神タイガースを振り返れば、守備が下手、勝負弱い打線。これに尽きる。

2022年の阪神タイガースMVP
投手 青柳晃洋 投手3冠なんだから文句ないだろう。
次点 湯浅京己 伊藤将司
野手 該当者なし
次点 近本光司

ハンシンは暗黒面に落ちたのか?

2022年04月09日 | 阪神タイガース応援したで
 遠い昔、はるかかなたの銀河系で・・・。
強大な帝国軍に立ち向かう自由の戦士たちは苦戦を強いられていた。
 反乱軍のジェダイ、サトー・タイガーウォークはオビワン・ヤノ・ケノービに見いだされ自由反乱軍の第4軍の指揮をとっていたが思うどおりの戦いができない。
 今日も惑星コシエンの秘密基地ににモウリ星系のカプのシスが襲来した。立ち向かったコシエン守備隊長アキヤ隊長は緒戦に戦死。サトー・タイガーウォークはライトサーバーをふるって奮戦したがコシエン守備隊は全滅した。
 賢者はいう。自由反乱軍は軍全体がフォースの暗黒面に陥ったのではないか。しかし自由の戦士たちはまだあきらめていない。銀河帝国の秘宝「ワスレモノ」を手に入れるまでは。
フォースとともにあらんことを。

嗚呼、9連敗。

2022年04月03日 | 阪神タイガース応援したで
「さむれえを雇うだ」
 村人のリキチとモスケの相談をも持ちかけられた長老のギサクはそういった。
 ロッコ山のふもとのハンシ村は、今年になって三つの野ぶせりの襲撃を受けた。スワ党、コイ党に作物を根こそぎ持っていかれた。そして、大悪党ハラひきいるウサ党に、わずかに残った作物ばかりか、金、村の娘までさらわれてしまった。
「どうする。あと、ドラ党、ベイ党もやってくるのは確実、なんの武器も持ってない村人だけじゃ防ぎきれねえだ」
 で、知恵者の長老に相談に行ったわけだ。
 リキチとモスケは海を渡って侍を連れてきた。その7人とは。
リーダーはバース敢兵衛
     菊千代オマリー
     ウィリアムス平作
     マートン勝四郎
     スアレス五郎兵衛
     メッセンジャー七郎次
     ブラゼル久蔵
     

下手の手から水がじゃじゃもれ

2022年03月30日 | 阪神タイガース応援したで
 ジェフ・ウィリアムス、オ・スンファン、アッチソン、ピアース・ジョンソン、ドリス、そしてスアレス。阪神の外国人リリーフピッチャーは伝統的にええピッチャーやもんや。その伝統は生きとるんやろか。
 8回、岩崎が仕事したとこまで見とった。伝統どおりやったら安心やろと思うて、録画してたタツミ先生の「100分DE名著」をみた。へー、ポーってすごいねんな思うてテレビ大阪にもどすと、逆転されて負けとる。なんやあれ。ケラかみみずか知らんけど。上手の手から水が漏れるやのうて、下手の手から水がじゃじゃもれやないの。

去年の対称形やで

2022年03月27日 | 阪神タイガース応援したで
「おもやん、ビールや。あて。そやな。唐揚げとズリ」
「ワシもや。ビール、エビスあるやろ。去年、エビスあつかえと大将にゆうたけど」
「え、ある。ええな。ワシはスーパードライはもひとつ好かん」
「ま、いっぱい」
「うん」
「あきまへんな」
「なにが」
「阪神でんがな」
「阪神がどうした」
「3連敗や」
「ええん、ちゃうん。去年はヤクルト3連敗して、ヤクルト優勝」
「ううん。やっぱエビスはうまいわ」
「去年の対称形思うたらええんちゃうん」
「そやな。今年は阪神優勝や」

玉ねぎきざんどった方が良かったな

2022年03月26日 | 阪神タイガース応援したで
 6回までは見事な投手戦やった。プロ初先発の小川対高橋。小川が先に息切れしたな。
ワシの今日の晩メシはブイヤベースや。イカ、めばる、ムール貝を用意しとる。ダシとり用に鯛のアラも買うとる。玉ねぎ、にんじん、セロリ、にんにくをみじん切りにしてミルポワにして鯛のアラとぐつぐつ煮るんやけど。はよスープとりしなあかんなと思うとったんやけど、逆転するかもしれ思うて最後までみてしもうたわ。6回でテレビけして玉ねぎを刻んどった方が良かったな。

巨大カルデラの開幕戦

2022年03月26日 | 阪神タイガース応援したで
 世の阪神ファンの不安は最も悪い形で実現したな。スアレスが抜けた穴はでかい。うん。でかかったな。阿蘇のカルデラどころか、6500万年前恐竜を絶滅においっやた小惑星の開けた穴ぐらいの穴が開いとったな。
 先発藤浪は7回3失点。合格やろ。打線は序盤に8点とった。合格。けど、リリーフに立った斉藤、岩崎、ケラーはぜんぜんペケ。ウィスキー飲みながら観てたけど、酔眼朦朧で、ハッと気がつくと10対8で負け。ま、こういうこともあるわいな。

2021年の阪神タイガースを振り返る

2021年11月25日 | 阪神タイガース応援したで
 巨人がなんら良いところなしでヤクルトに惨敗して蛇足シリーズを敗退した。と、いうことは巨人になんら良いところなしで、蛇足シリーズファーストステージで敗退したわが阪神タイガースの立場はいかがなものか。と、なると広島、中日、DeNAの面目はどうなる。優勝することだけがプロ野球球団の唯一目的ではないだろう。プロ野球の目的は観客を楽しませることだ。観て苦痛を感じるのが目的でプロ野球を観る人はいないだろう。では、プロ野球のどこを観てプロ野球ファンは楽しいと感じるのだろう。一番多いのはひいきチームが勝つのを観るのが楽しい人だろう。また嫌いなチームが負けるのが楽しいという人もいるだろう。こういう人は阪神ファンに多い。なんでもええ、巨人が負けたらそれでええ。いわゆるひとつのアンチ巨人という人たちだ。
 小生は阪神ファンであるからして、阪神が勝つのを観るのが一番楽しい。一番と書いたのは二番があるから。二番は阪神が負けても面白い試合を見せてくれたら楽しいのである。そういう意味からも、今年の阪神タイガースは小生は大満足である。阪神タイガースの今年の勝利数は77勝。12球団で一番である。小生は、今年阪神タイガースで77回も一番楽しい思いをさせてもらったのである。この楽しみはどのチームのファンよりも多い。確かに優勝は逃したが、蛇足シリーズや日本シリーズで勝ったとて、それは一番の楽しみが数個増えるだけである。
 さて、一番の楽しみは多かったが、二番の楽しみはどうか。負けたけど面白かったという試合は残念ながら少なかった。悔しい敗北が多かったのである。あと1本出ていれば。勝てた試合やったけど、しょうもないミスして負けた。こういう試合が多かった。特に巨人との蛇足シリーズに、それが顕著に出ていた。
 ミス、エラーは練習を重ねるしたないだろう。今年の阪神は交流戦前と後ではまったく違うチームといってもいい。それを最も顕著に具現化したのが佐藤輝だろう。ホームランを量産した前半と三振を量産した後半。果たして佐藤輝の正体はどっちだろう。この佐藤輝に準ずるのがサンズだ。後半の多くを2軍ですごした。梅野も同じ。前半は高い得点打率で試合を決める一打を放って勝利に貢献したが、後半は坂本にスタメンマスクを譲った。こうして見ると、2021年の阪神タイガースは前半戦の勢いを後半まで持続させることができなかったということだ。

阪神タイガース2021年MVP
投手 ロベルト・スアレス 最後が安心なら安心して試合ができる。
   次点 青柳晃洋
野手 近本光司 近本の出塁を生かせれば優勝や。
   次点   ジェフリー・マルテ

阪神連敗脱出

2021年04月29日 | 阪神タイガース応援したで
 呪いの館ナゴヤドーム(なんか球場名が替わったらしいけどワシはあそこを今までどおりナゴヤドームと呼ぶぞ)の呪いがまだ生きてたのかと思う連敗をして心配したわ。ピッチャーは打たれるバッターは打てへん。
 でも、ま、杞憂やったな。打つべき人が打てば勝てるんや。やっぱ8番ショートは中野に固定した方がええな。木浪がショートしとるあいだは負けとったんちゃうか。ま、中野もエラーしたけど。