監督 ガース・ディヴィス
出演 デーブ・パテール、ルーニー・マーラ、デビット・ウェナム、ニコール・キッドマン
5才のインド人少年サル―。母、幼児の妹、兄、貧しいが母も兄もサル―を愛している。兄は特に良くしてくれる。兄弟仲は大変良い。
兄は家計を助けるために働きに出るという。サル―もついて行く。サル―は兄とはぐれる。列車に無賃乗車したら遠くの見知らぬ土地にいた。親切な女性に助けられたが、そこはやばい所だった。サル―は危険を察知して逃げる。役人にみつかり施設に入れられる。そこで孤児を里親に世話する女性に会う。その人はオーストラリアの夫婦の里子にサル―を世話する。
オーストラリアに行った。子のない夫婦は大変に良い人で、サル―をわが子のように育てる。大学にまで進学させてくれる。彼女もできた。養父母は優しく、大学の友人もたくさんできた。立派に成人したサル―はホテルの支配人となっていた。なんの不足も心配はない。でも、どうしても抑えがたい感情がある。望郷。母と兄はどうしているだろう。母と兄に自分が無事でいることを伝えたい。
5才の時に出てきた故郷だ。かすかな記憶とグーグルアースを頼りに自分の故郷をネットで探す。そして。
なんかグーグルのPR映画みたいだったが、サル―の子供時代の子役がうまくかわいい。ラストは素直に感動できる。