『磐城誌料歳時民俗記』の世界

明治時代の中頃に書かれた『磐城誌料歳時民俗記』。そこには江戸と明治のいわきの人々の暮らしぶりがつぶさに描かれています。

陰暦10月15日  新酒の値段を決める

2008年01月10日 | 歴史
大須賀筠軒(天保12(1841)年~大正元(1912)年)が、
明治25(1892)年に書き記した
『磐城誌料歳時民俗記』(歴史春秋社刊)を
ひも解くこととします。
どうぞ、お付き合いください。

さて、『磐城誌料歳時民俗記』の陰暦10月15日の項には、
次のような記述があります。

十五日 酒造家仲間集會、新酒ノ價ヲ定ム。

これを現代的な表現に改めると、
次のようになるかと思います。

陰暦10月15日 酒造りをしている者たちが集まりを持ち、
その年の新酒の値段を決める。
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