【携帯販売ランキング】12月26日～1月1日

　ＤｏＣｏＭｏは大きな変動はなく、先週、今週と「N901iS」が1位だった。2位は2週前の前回と同じく「P901iS」。3位は、先週の4位から1つ順位を上げた「SH902i」。902iシリーズの順位は、今週は「SH902i」、「P902i」「N902i」「D902i」という順番。

　ａｕのランキングは、1位は2週前と同じ「W32H」。年末時点で2位にまで上がっていた新機種「W32T」が今回は4位にまで後退した。

　注目の「W33SA」は、初登場で6位以降はふるわず、先週の段階で9位に落ち、今週も9位と足踏みが続いている。やはり端末価格が高いためか、伸び悩んでる。

　ツーカーのランキングは、トップの変動が続き、2週前トップの「TT51」が先週の段階で陥落。48×48ドットの「超デカ文字」を採用した「TK51」（右写真）が代わって首位に立ったが、今週の段階で5位に転落。
　今週のトップは、薄さ18.8ミリの「TK41」。サブディスプレイとカメラを搭載しているため、ツーカーの中ではハイエンド機とも言えそうな京セラ製端末だ。

　ボーダフォンは、先週ついに3G端末「803T」が首位を獲得したが、今週は「703SH」が首位を奪った。803Tは2位にダウンした。やや注目の動きをしたのは、“スマートフォン”タイプの新機種「702NK II」（写真）。先週の段階で9位、今週は10位となっている。

新春のランキングは？　「702NK II」が浮上、「W33SA」は失速

　年末のａｕでは店によってＷ３２ＳとＧ’ｚＯｎｅが新規１円で販売されてたので、それの効果があり、順位をのばしたとみられる。

　ボーダフォンでは、先週やっと３Ｇ端末の８０３Ｔがトップに立ったが、今週は７０３ＳＨに首位を譲った。８０３Ｔも年末には新規１円で販売されていたケースもあり、拡販した結果の首位のようだ。

	NTTドコモ		au		ツーカー		ボーダフォン
1	→	N901iS	→	W32H	↑	TK41	↑	703SH
2	→	P901iS	→	W32SA	→	TT51	↓	803T
3	↑	SH902i	↑	W32S	↑	TK51(*2)	→	V603T
4	↑	P902i	↓	W32T	↑	TS41	→	902T
5	↓	SH901iS	↓	A5516T	↓	TK51	→	V501SH
6	↑	N902i	↑	G'zOne(*1)	↓	TT32	↑	V501T
7	↓	D902i	→	W31CA	↑	TS41(*2)	↓	903SH
8	↑	F881iES	↓	A5512CA	↑	TK40	↓	V604SH
9	↓	P701iD	→	W33SA	↓	TT31	↑	V603SH
10	→	N701i	→	A5517T	↓	ツーカーS	↓	702NK II
（*1）正式名称は「G'zOne TYPE-R」だが表組みの関係上略した（*2）表記は「プリケ―セット」対応端末

【米Yahoo】テレビや携帯電話にウェブサービスを拡大

　インターネットメディア世界最大手の米ヤフーは６日、携帯電話とテレビから、ヤフーのウェブサービスを利用することができる新サービス「ヤフー・ゴー」を発表した。現在のコンピューターでの利用と同様の方法で、画面を操作することが可能になるとしている。
　テリー・セメル最高経営責任者（ＣＥＯ）はラスベガスで開催中のＣＥＳ（家電見本市）で、「ヤフー・ゴー」によって、ヤフーのサービスが、ウェブブラウザーから電話やテレビにも展開できるとし、「インターネットをどんな機器とも接続すること」がウェブの次の段階で、「（消費者は）インターネット情報をどこででも得ることが可能になるよう望んでいる」と話した。
　新サービスは、「ヤフー・ゴー・モバイル」「ヤフー・ゴー・ＴＶ」「ヤフー・ゴー・デスクトップ」から成る。
　電話のサービスは、現在も進めている携帯電話上でのヤフー画面の普及に向けた取り組みの延長であるのに対し、テレビサービスは、パソコン（ＰＣ）とリンクした高速インターネット接続機能付きテレビの購入者を対象にしている。

米ヤフー、テレビや携帯電話にウェブサービスを拡大

　「パソコン（ＰＣ）とリンクした高速インターネット接続機能付きテレビ」というのがどういう製品で、テレビにどのような画面が出て、どのようなサービス内容で、どのような操作性なのかわからないので、これだけの情報では何もわからないなぁ。

【Sofmap】BICカメラの子会社に

　株式会社ソフマップは5日、株式会社ビックカメラの連結子会社になることを発表した。ソフマップが2月28日に行なう第三者割当増資に伴い、ビックカメラの株式所有比率が61.56%となる見込み。

　同社とビックカメラは2005年1月に業務提携を行ない、同時にビックカメラが既存株主からの譲受により、ソフマップ株19.84%(約200万株)を保有する筆頭株主になった。さらに今回、ソフマップはビックカメラを割当先とした第三者割当増資(普通510万株、優先757万7,500株)の実施を発表、ビックカメラは過半数を超える61.56%を保有し、ソフマップを子会社に収めた。

　ソフマップでは、「これまでの提携関係では当社の業績に大きな改善が見られないことから、資本関係をさらに強化し、子会社となることで新品商品の仕入協業など、業務提携の効果をさらにあげることが最善の策と判断した」と、子会社化までの経緯を説明している。

　そのほか、ソフマップは提携の具体的な内容として、中古商品・携帯電話・ブロードバンド関連商品の仕入・販売ノウハウ共有、非PC系商品の取り扱いや店舗展開に関する協力関係の構築、PB/オリジナル商品の共同販売、ネットビジネスや法人ビジネスでの連携、物流やコールセンターなどサービス関連での協力をあげている。

　新生ソフマップの取締役には、ビックカメラ取締役の野口進関連事業部長が代表取締役社長に、同経理部担当部長の鈴木和重氏および第一商品部長の小島孝弘氏が取締役に就任する予定。現ソフマップ会長の山科光男氏と同常務取締役の室田善夫氏、松井幹利取締役は退任する。

　なおソフマップは同日、第三者割当増資とともに、特別損失の発生と減資を発表している。

ビックカメラがソフマップを子会社化、仕入協業などで提携

　ついにソフマップがＢＩＣカメラの子会社になってしまった。

　いずれソフマップの店舗はＢＩＣカメラになってしまったりするのだろうか？ソフマップの秋葉原店をＢＩＣカメラに模様替えして、ＢＩＣカメラも秋葉原進出？などと考えたが、ソフマップは大型店がないので、その可能性は少ないだろう。

【FOMA】契約数が2000万突破

　NTTドコモは2005年12月29日に、同社の3G携帯電話FOMAの契約者数が2000万を超えたと発表した。本サービスを開始してから約5年と3カ月で達成した。

　ドコモの全契約者は約5011万（2005年11月末時点）。全体の約40％がFOMAとなる。この後もFOMAへの移行は続き、2006年3月末時点で、FOMAの比率を約半分（契約数2350万）にまで高める計画だ。

FOMA契約数が2000万突破

　ＤｏＣｏＭｏのＦＯＭＡ比率が４割となり、まもなく半分までいくらしい。順調に世代交代が進んでいる格好だ。

　こうなると、ますますｍｏｖａの新機種は出てこなくなってしまうのだろうか？

【米Palm】Windows Mobile搭載の「Treo 700w」

　米Palmは、Windows Mobile 5.0を搭載したVerizon Wireless向けスマートフォン「Treo 700w」を発表した。同社Webサイトでは販売が開始されており、価格はVerizon Wireless新規契約時で399ドル（約46,000円）となっている。

　「Treo 700w」は、OSにWindows Mobile 5.0 Pocket PC Phone Editionを採用したCDMA2000 1xEV-DO端末。Wordなどオフィス文書が利用できるほか、Windows Media Player 10などのアプリケーションが用意されている。また、電話がかかってきた際、応答できない場合は自動的に相手へSMSで、「仕事中」「今は話せない」といった任意のメッセージを送信する機能などが利用できる。

　外観はPDAライクで、QWERTY配列のキーボードを搭載。大きさは約58.4×111.8×22.8mm、重さは約198g。CPUはIntel XScaleプロセッサ 312MHz、内蔵メモリは128MB。130万画素カメラやSDカードスロット（SDIO対応）を備え、Bluetooth 1.2をサポート。ディスプレイは240×240ドットのタッチスクリーンTFT液晶となっている。連続待受時間は360時間、連続通話時間は約280分。パッケージには、Picsel PDF Viewerなどを収録したCD-ROMやヘッドセット、スタイラス、ActiveSync用ケーブルが同梱される。

米Palm、Windows Mobile搭載の「Treo 700w」

　日本ではせめてＱＶＧＡ液晶じゃないと苦しいと思われる。

　ＳＤＩＯ対応なので、ＡＩＲ－ＥＤＧＥのＳＤタイプが使える可能性もあるが、ソフトが対応していないと通話やエッジのＥメールは難しいかもしれないが、ドライバさえあればＷｅｂブラウジングはできるかもしれない。