たくさんの優しさ

大好きなもの・・・音楽、木村君、うちのニャンコ。

後悔

2016年06月09日 23時58分35秒 | 日記

もみじの花が面白い。
こんな形をしてるんですね。


ここ数日、バッハの「マタイ受難曲」ばかり聴いています。
バッハの作品の中で最高傑作と言われているのは勿論のこと、西洋音楽史上の最高傑作とまで言われている作品です。
新約聖書「マタイによる福音書」の26・27章、キリストの受難を題材にした受難曲。(最後の晩餐あたりからイエスの死まで。)
3時間くらいのとても長い曲。
素晴らしい曲なのですが、その中に特に素晴らしい曲がいくつか有ってとても感動します。

中でも名曲と言われている47曲と78曲(終曲)。
涙無しでは聴けないような曲です。

終曲「私たちは涙を流し ひざまずき~」
前の合唱、「我がイエスよ、安らかに眠りたまえ!」に続く曲です。
この曲に入る前は緊張感が走ります。
緊張感とともに厳粛かつ神聖な気持になるのです。
曲が始まるとひざまずいて祈りたくなる、それほど素晴らしい曲です。

47曲がまたまた素晴らしくて・・・
有名な「ペテロの否認」のところです。
下女達にイエスとともに居たと告げられ、「そんな人は知らない。」と3度否認したペテロ。
にわとりが鳴いてイエスの予言の言葉を思い出したペテロは激しく泣く。(イエスはペテロの否認を予言していました。)
イエスを裏切ってしまい、涙にくれるペテロの気持を歌った名曲です。
「神よ 哀れみたまえ わが涙ゆえに。
ご覧あれ 心も瞳も 
あなたの前で泣き濡れている。
哀れみたまえ!」

後悔と罪悪感とイエスへの愛。
泣いている心を表した曲は幾つも有りますが、この曲ほど素晴らしいものは無いと思っております。
アルトのソロとヴァイオリンの掛け合いが実に美しいのです。
音楽が泣いています。
やはりバッハは偉大です。

後悔、罪悪感などで涙する拓哉君のシーン。
「ラブジェネ」
早苗ちゃんとキスしていた所を見られた後の理子との橋のシーン。






「プライド」
9話の留置所でのシーン。






コメント (2)
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