「アイムホーム」の最終回。
ものすごく感動しました。
期待以上の素晴しさで、今は感謝の気持ちでいっぱいです。
拓哉君が側に居たら、抱き付いてこの想いを伝えたいような気持です。
心に残る良いシーンが沢山有りました。
特に火事になってから恵の仮面が取れるまでのシーンが素晴らしくて素晴らしくて、何回も見返しています。
この感動ですが、今までとは違うのです。
それはなぜだろう?と考えてみました。
拓哉君のファンになって、沢山の作品を見てきました。
ファンになる以前の作品も殆ど見ました。
私は痛んでいる姿、傷んでいる姿、苦悩する姿、そして何より涙を流すシーンと泣いているシーンが大好きなのです。
過去の作品を辿ってみました。
大好きな涙のシーンと泣くシーンを思い出したくて。
好きなシーンが沢山有ります。
爽やかな涙だったり、悔し涙だったり、悲しい涙だったり、苦しみの涙だったり・・・。
「可愛いなぁ・・」と思った大好きな涙のシーンは「ロンバケ」で南ちゃんがピアノを弾いいているのを見て「なんで・・・」と言いながら涙をぬぐうシーン。
とか、「GOOD LUCK」の怪我をした後、歩実に再起を誓う海辺でのシーン。
この時の涙のぬぐい方が少年みたいに可愛くて大好きなんです。
悲しい涙も沢山有りました。
「ビューティフルライフ」「空から降る一億の星」「華麗なる一族」「南極物語」「安堂ロイド」「ヤマト」など。
こちらは「死」や「別れ」に関わる涙。
悲しみを湛えて流す涙が美しかった。
特に「空星」の撃たれる前の涙は本当に美しかったです。
「俺、愛とかそういうのよく分かんないけど、 優子のことは愛してた。」のシーンです。
悔し涙も有ります。
後悔だったり苦悩だったり・・・。
「プライド」の牢獄でのシーンと「CHANGE」が特に印象に残っています。
「アイムホーム」では沢山涙を流した久さん。
その殆どが後悔や衝撃からくる涙でした。
あの美しい瞳から零れ落ちる涙を見る度、私も涙を流していました。
火事のシーンもすごく良かった。
恵を抱きかかえながら一瞬ですが恵に目を向けるシーンが有りました。
恵を大切に思う気持ちが伝わってきました。
「僕が護るんだ・・・」のナレーションの後、久は恵を抱きかかえながら笑みを浮かべたんです。
過酷な状況の中でも、愛する人を護る喜びに満ち溢れていたのかもしれません。
そして病院での感動のシーンへ。
拓哉君が素晴しくて、素晴らしすぎて・・・言葉にならないです。
愛する恵が生きていた喜び。
愛する恵を救えた喜び。
そして何より、心から恵を愛していると確信し、愛する人と純粋に向き合えた喜び。
愛する人の温もりを肌で感じる感動。
愛おしくて愛おしくて愛おしくて・・・
そんな久の気持ちが痛いほど伝わってきました。
久の愛が仮面を溶かしてくれた。
きっと恵も。
毎回流れていた久の涙。
それは、人の優しさや思いやりを受け取ることも気付くこともできなかった過去の自分を知ったからですよね?
誰も信じることができないって悲しくて寂しいです。
人の優しい気持ちや思いやりが理解できないのですから。
そんな過去の自分と決別できたことも大きな喜びなのかもしれませんね?
上の方に書いた、「今までとは違う感動」のこと。
それは喜びに満ちた号泣シーンだったということです。
今までの作品で、こんなに喜びに満ち溢れて泣いたシーンは無かったと思うのです。
嬉しいとか喜びとか、そんな言葉では足りないです。
人って喜びや幸福感に満ち溢れて感動すると、とんでもなく美しい涙が流れるんですね。
その涙を拓哉君がいっぱい流してくれたんです。
きっと、演技を超えていたんだと思う。
久の中の人も、本当に恵が愛おしくてしょうがなかったんだと思う。
心の底からそう思いました。
また名シーンが生まれました。
拓哉君のことが、前よりもっと大好きになってしまいました。
感服です。