たくさんの優しさ

大好きなもの・・・音楽、木村君、うちのニャンコ。

観てもいないのに語ってます。(訂正有り)

2009年06月08日 19時16分33秒 | 日記
       最初の話題が拓哉君関係でなくて申し訳無いのですが・・・(後半に)
       13年前、東京から近所に越してきた女の子が私の所にピアノを習いに来ま
       した。
       この子のお父様はお医者様でお母様は薬剤師。
       美人でイケテルお母様が話して下さる話題には時々驚かされました。
       例えば、「私の友達が所有しているマンションが『○○○○』(拓哉君のドラ
       マ)に使われたのよ!○ムタクさんも挨拶に来たって言ってたわよ。」・・・
       なんて。
       私、大喜び!(笑)

       このお母様、「主人の友達の友達(みんなお医者様)のお子さん、生まれた時か
       ら盲目なんだけど、ピアノが素晴らしいのよ!まだ6~7歳なんだけど。」って。
       この時、名前もお聞きしました。
       辻井伸行君。
       この時はピアノが素晴らしいと言われてもピンと来なくて、盲目だけどピアノ
       が普通に弾ける程度かな?なんて思っておりました。
       それから数年後、辻井君の天才ぶりがメディアなどで取り上げられる様になり
       ました。
       その素晴らしさは私の想像をはるかに超えていました。

       ショパンコンクールでも大活躍し、沢山の人達に感動を与えて下さいました。
       そして、今アメリカで行われている「ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクー
       ルに参加しているのです。
       セミファイナルに選ばれた事をニュースで知り、その後ファイナルまで残り、そ
       して今日が本選。
       私は本選の結果を今か今かと楽しみにしておりました。
       そして、先ほど拓哉君の舞台挨拶狙いで見ていたテレ朝のニュースで優勝した事
       を知りました。
       もう、感動なんてもんじゃ有りません。
       アメリカではコンクールが始まった時から大変な話題になっていて、沢山の方が
       感動し大絶賛しているそうです。
       本選で弾いた曲はショパンとラフマニノフのピアノ協奏曲など。
       コンクールのレベルの高さが伺えます。
      
       今、20歳の伸行君。
       ご本人の努力、持って生まれた才能、素晴らしい先生との出会いなどが有ったか
       らこその成長だと思っておりますが、それ以上にお母様が素晴らしいんです。
       楽譜を点字に直して教えた事も有ったと聞いています。(子供の頃)
       こちらも本当に感動です。
       今日の結果を聞いて、お母様がどんなに喜んでいらっしゃる事か・・。
       勿論ご本人、お父様、先生方なども。
       盲目の方に対する偏った見方はございません。
       でも、努力とご苦労は相当なものだったと思っておりますので書かせて頂きました。

       感動と言えば・・・
       まだ観てもいないのに(シタオ)、観た方のお話(電話で)やネタばれ、本などを読
       んでウルウルが止まらない私でございます。
       キリスト教が好きでほんの少しだけ知っているかな?
       カトリックの学校に通っていた事が有るので授業も受けました。
       一番好きな作家はカトリック信者の遠藤周作です。

       この監督さんにとってのイエス・キリスト像はどんな感じなんでしょうね?
       ベトナムで生まれたという事は元々は他の宗教?
       そもそもキリスト教の信者さんなのかなあ?
       こういう事でもイエス・キリストの描き方って変わってくるのではないでしょうか?
      
       学生時代、皆で遠藤周作の「沈黙」を読んで語り合った事が有りました。
       この作品が大好きな私ですが、読んだ時は衝撃が強くて1ヶ月くらいノイローゼ状態で
       した。
       布教の為に日本に来ていた神父が、拷問を受けている信者を救う為に踏み絵を踏む話です。
       その拷問はすさまじく、神父は苦しみます。
       イエスは踏むことを薦めるんです。(彼の心の中でですが)
       そして悩み苦しんだ上で踏むことを決断するんです。

       私はこの神父の決断に感動したのですが、幼児洗礼を受けていた友達達は怒りましてね・・。
       踏み絵を踏むなんて考えられない・・・どうして殉教しないの?・・・って。
       この時、キリスト教との関わり方一つで、考え方がこれほど違うのかと思いましたよ。
       いえ、たまたま私の友達達がそういう考え方だったって事なのかもしれませんが。
       キリスト教の国に生まれ育った人達はどうだろう?
       だから監督のキリスト像を知りたいなあって思っているんです。
       そして、戦争を経験している人の心の傷。
       知ろうとしても、その人の心まではたどり着けないでしょうね?
       理解したいけど。
       それほど深いものなんでしょうね?
      
       で、観てもいないのにネタばれ有りです。(笑って下さい。でも本人は真剣。笑)
       登場人物を聖書に出てくる人に当てはめてみたり、悪行を戦争(ベトナム戦争の敵国アメリカ
       かも)と考えてみたり、サタンと考えてみたり、観た友達から最後のシーンを聞いて自分なり
       に監督が伝えたかった事を考えてみたり・・。
       そうすると、涙が出てしまうのですよ。

       磔刑での死から蘇ったイエス・キリスト。
       シタオは銃殺されての死からよみがえる。
       でも映画ではこの後、磔(はりつけ)になっているんですよね。
       どうしてなんだろう?(ス・ドンポの単なる妬み?)
       そして救われる?
       救われたとしたら、救ったのはクラインなのかシタオを探している父の心なのか・・?
       父って誰?
       神は今の世の中を嘆いている。
       これを救えるのは人間の愛なのですよ・・・って伝えたかったのかなあ?・・・なんて。
       いや・・・こんな単純なものではない?・・・なんて。
       まだ観てもいないのに。(笑)
       観る前から感動して泣いている自分にびっくり!(笑)
       シタオの姿が目に浮かんでくるから尚更泣けるんですよ。

       観たら考え方が変わるかもしれませんね。
       クラインもス・ドンポもイエスの分身なんて書いてあるのを読むと頭がウニウニに。(笑)
       何回観ても難解なんかい?・・・って、駄洒落を言っている場合じゃないですね。
       すみません。

       ミスブレ、視聴率が下がってしまいましたね。
       先週のグロいシーンを見て「これは下がっちゃうかも・・」って家族で話してました。
       子供には見せたくないって思いましたもん。
       録画率が上がってたりしてね。
       第3話も面白かったです。
       「王様のブランチ」も最高でした。
       今夜はスマスマ。
       楽しみにしております。
コメント
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