楕円と円 By I.SATO

人生も自転車も下りが最高!
気の向くままに日常と趣味の自転車旅を綴ります。

イトーヨーカ堂の閉店

2019年10月08日 | 日記
 
 
近所のイトーヨーカ堂が9月末に閉店した。全国で40店舗の閉店計画があって、道内では今年1月の「釧路店」に続くものという。1982年に恵み野駅前に開店し、37年間、ニュータウンのシンボル的な建物だったので寂しさがある。

30年前に売り出しの宅地を見に来たことがあった。まだブルドーザーが動き回っていた時にヨーカ堂はひときわ大きな姿だった。

大手スーパーが立地するということはそれなりのリサーチを経たものであり、これから住もうとしている街の発展を保証しているようで終の棲家を建てるのに何だか安心したものだった。

通勤で夜中に札幌から帰ってくると煌々としたヨーカ堂の灯りに街の活力を感じ、疲れが取れた気分だった。
 
つい最近、恵庭市の人口は半世紀で倍増して7万人を超えた。住み始めて30年余の間に恵み野地区周辺にも新しい住宅団地がいくつも出来きた。

ヨーカ堂と資本業務提携をしている食品スーパーが入った大型ショッピングモールも整備され、人の流れが変わった。

そして、いつしか自身も退職する身となり、電車から降りてヨーカ堂の灯りに恵み野に帰ってきたなぁと思うことも無くなった。

最近は小さな子供の姿がまた見られるようなった。これからどんな街になるのだろうか。ヨーカー堂さん、長い間ご苦労さん。有り難う。

 




 

農作業ヘルパーの記 -白菜の収穫-

2019年10月05日 | 農作業ヘルパーの記

《2019.10.1》

今週は白菜の収穫を経験した。見渡す限りハクサイ、白菜。畝の長さが500mあるという恵庭には珍しく大きな畑だった。

何せ生まれて初めてのことだが、30代のお兄さんが丁寧に教えてくれた。大きな外葉を広げて底の茎の辺りに専用包丁の刃の先端を入れる。ブロッコリーやキャベツの収穫にも使う汎用性のある優れものだ。

スパッと切れるが白菜の葉は下から何重にも重なって上に向かって巻いているので、切るところが上過ぎると葉がバラバラと落ちてロスが多くなるし、下過ぎると切り口を綺麗にする後始末を重たい白菜を抱えて行わなければならず時間がかかる。

慣れた人はスパッと切って、外葉を1枚程度取って直ぐに横に置いて前進してゆく。こちらは切った後の始末に苦労しながら前進する。

後ろにはダンボール箱に詰め込む部隊が付いて来るので必死だ。汗だくになっていると最初に教えてくれたお兄さんが寄ってきて、「どうですか。ゆっくりやってください。初めてにしては綺麗ですよ。」と励ましてくれた。

農協から電話がきた。「佐藤さん、お声がかかりました。」来週も二日間、同じ農家に出掛けることになった。ガンバロウ。

 

 《専用包丁。切っ先まで刃がついている。》