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陸前高田で初の仮設住宅着工 がれき処分、市町村判断に

2011-03-19 22:17:40 | 日記

陸前高田で初の仮設住宅着工 がれき処分、市町村判断に

 岩手県陸前高田市で19日、被災地初の仮設住宅建設が始まった。政府は宮城県に対し、がれきを市町村判断で処分できると明示した。35都道府県で1万2千人を超す透析患者を受け入れる用意があることも判明。東日本大震災の発生から9日目。救援対策の重点は被災者の生活支援に移りつつある。

 陸前高田市では市立第一中学校の校庭にプレハブ住宅約200戸を建設する。2DK約30平方メートルで2~3人用。完成期日は未定で最終的には県内に800戸を建設する。県は、沿岸部の避難者を被害の少ない内陸部の公営住宅や民間宿泊施設に移す方針。既にホテルなど120施設から約1万人分の申し出がある。

 被災地のがれき処理も進みそうだ。津波や地震で全壊した家屋は1万4425戸、一部損壊は9万4279戸。こうした家屋の建材が被災地にあふれている。財産価値があるため勝手に処分できないものもあり、道路をふさぐなど救援資材を運ぶ妨げの一因となっていた。

 政府見解が示されたことで、明らかに財産的な価値がないものは、市町村の判断で一般廃棄物として処分できるようになった。

 岩手、宮城、福島各県には計約1万2千人の透析患者がおり、電力や水の供給が絶たれた被災地での透析は困難になっている。日本透析医会のまとめによると、35都道府県が入院約2700人や外来約1万人を受け入れる用意をしている。

 午後6時現在の警察庁まとめで死者は7348人。家族が警察に届け出た行方不明者は1万947人で、死亡・不明は計1万8295人に上っている。約2200の避難所に約37万人が身を寄せている。

 気象庁によると、19日午後6時56分ごろ、茨城県北部で震度5強の地震があった。


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