ま、いいか

日々の徒然を思いつくままに。

「彼岸花」「千年鬼」

2018-08-13 23:49:10 | 

 

「彼岸花」 宇江佐真理 光文社 2008.11.25

 

久しぶりの宇江佐さん。

酸いも甘いも飲み込んだ人情話にほっこり。

 

 

「千年鬼」 西條奈加 徳間書店 2012.6.30

 

小鬼は少女・民を、宿業から解き放つため、

千年にわたる旅を始める。

 

「何でそんなことが、罪になるんだ?」

「人がそれを罪と決めたからだ」

「罪とは、日との知恵がつくり出したものなのたざす。他人が、己が、罪と思えば、それは罪となってその者の心を苛む」

「面白えことに、時が下がるごとに、法度だの禁忌だのはどんどん増えていくんだぜ」

「何だって、てめえでてめえを住み辛くするんだか」

 

「地獄を欲したのは、人自身です。罪を得た者は罰を受ける。知恵を持った人間だけの決め事です」

 

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