信じきるって難しい

彼は今尚、嘘をつくことがある。
買い物程度であっても、妻と行動を共にしたときなどは特に…

私が知ると不愉快になるわけだから、彼なりの配慮とは思う。
知らないことは、なかったことだし。

でもたまに、知ってしまう場合もある。
すると、事実そのものよりも、嘘をつかれたということに滅入ってしまう。

嫌で不快な事実であっても、やはり嘘の方が堪える。

私がフリーだった午後、会うのは夕方にしようとメールがあった。
直後に電話してもでない。周りに家族の誰かがいるのかと、勘繰ってしまう。
一人でヒマしてると、家族との時間が最優先かとまで思ってしまう…

会ったときに、彼なりの理由を聞く。
成る程と納得するが、実は家族絡みの何かがあったのではないかと、
疑えばキリがない。

こんな自分に愛想がつきる。
絶対に知りようがないことを考えても、決していいことはない。
デンと構えていたいものだ。