リターンプラモデリング

ガンプラを中心としてキャラもの模型を作ります

液状マスキング剤解説 実践編

2010-02-10 23:32:26 | 技法解説
さていよいよ実際に使ってみます
今回、液状マスキング剤にこだわったのは、リックドムの製作で塗り分けラインがはみ出したり内側になったりを繰り返したので、その原因がマスキングテープの厚みにあるのではないかと考えたのです、塗り分けラインできちんとマスクしても、テープの厚み分余分にマスクされる、そこで液状マスキング剤を使ってできるだけ薄くマスクしようとしたのですが、結果は液状マスキング剤でマスクできず失敗です

ここで、もう一度そのプロセスを見てみよう

液状マスキング剤を塗る、ガイアノーツのマスキングコートを使用しています


マスキングラインに沿ってカッターで切って、不要部分をはがします

角の部分は切るのが難しくて、角が切れてなくてはがした時に一緒に必要部分もはがれてしまった
マスキングコートを厚めに塗ると切るのが難しくなり、切るときにふちがめくれ易くなる
薄く塗ると、はがすときに千切れやすくなり、モノアイシールドのような黒色下地だと、どこに不要部分が残っているかわからなくなり、はがすときに塗装面をいためやすくなる

剥がす時に引っかいたため塗装が剥がれてしまった



モノアイシールドマスキングはあきらめ、側面のロケットとアンテナだけ液状マスキング剤を使用することにしたが(GSIクレオス Mr.マスキングゾル改使用)、どこに塗っているかはよくわかるのですが、塗り分けラインが複雑で切出しができなかった

アンテナだけは何とかマスクできたのでアンテナは、これでやって見ます、ふちのめくれが心配


やはり、液状マスキング剤は側面の説明にあるように、飛行機のキャノピーのマスキング、に限定されるのかもしれません
考えてみると模型雑誌の作例で液状マスキング剤を使ってマスキングしているところを見たことがないので、液状マスキング剤使用は実用的ではないのかもしれません

ではまた

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液状マスキング剤解説
コメント
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